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【海外発!Breaking News】走行中の電車と接触し車体が真っ二つに 乗車していたAmazonドライバーは奇跡的に無事(米)

TechinsightJapan / 2021年11月16日 15時55分

【海外発!Breaking News】走行中の電車と接触し車体が真っ二つに 乗車していたAmazonドライバーは奇跡的に無事(米)

アメリカで今月10日、信号や遮断機のない踏切でAmazonドライバーの車が走行中の電車と接触する事故が発生した。事故直後の写真には真っ二つになってしまった車体が写っていたが、幸いにも運転手は無事だった。この日が誕生日だったという運転手は『WISN』のインタビューで「生きているのが信じられないよ」などとコメントし、当時の心境を明かした。

事故は米ウィスコンシン州ミルウォーキー西部にあるリバー・バレー・ロードで発生した。事故直後の写真には、機械で半分に切断したのかと勘違いしてしまうほどキレイに真っ二つになった車が線路のそばに写っていた。

この車を運転していたのは、Amazonドライバーとして働いているアレクサンダー・エヴァンズさん(Alexander Evans)。アレクサンダーさんは当時、配達のためにこの踏切を渡ろうとしていた。

問題の踏切には信号や遮断機が設置されておらず、通行する際には左右を見て安全を確認してから横断する必要があった。アレクサンダーさんはしっかりと確認して横断を始めたが、左側から電車が来ていたことに気付くことができなかった。

アレクサンダーさんが電車の存在を見逃してしまったのには理由がある。この踏切周辺の道路は、左側からやってくる電車が見えにくい地形となっていたのだ。アレクサンダーさんは画像に赤線で自分が通った道筋を記入しており、その詳細を説明している。

その道のりでは1列の植木を挟んで線路と平行に道路を進んだ後、左折して線路を横断する必要がある。しかし左折する際の角度が急なために、線路上に車体をある程度進めないと電車が見えないのだ。



これに加え、アレクサンダーさんは左耳に聴覚障がいを持っていた。この2つが合わさってしまったことで、今回の衝撃的な事故が発生してしまった。



電車から発せられた大きな警告音に気付いたが、すでに踏切を渡り始めていたアレクサンダーさんは「どれだけ電車から離れることができるのか分からなかったけれど、アクセルを踏んで踏切から出ようとしたんだ」と当時を振り返る。

必死に電車との衝突を避けようとしたアレクサンダーさんだったが、車の後部が電車と接触してしまった。電車に突撃され大きな衝撃を受けたアレクサンダーさんは絶望的な状況だったが、幸いにも電車は車の後ろ半分だけをえぐっていた。



フロントガラスに大きくヒビが入ったものの、アレクサンダーさんが座っていた運転席には大きな影響はなく、無事に車から脱出することができた。

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