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【海外発!Breaking News】大切なぬいぐるみを失くした娘のためにFacebookで協力を求めた父親 1600キロ超を旅して自宅に戻る(英)

TechinsightJapan / 2021年11月16日 21時0分

【海外発!Breaking News】大切なぬいぐるみを失くした娘のためにFacebookで協力を求めた父親 1600キロ超を旅して自宅に戻る(英)

幼い子が人形やぬいぐるみを肌身離さず持ち歩いていることがあるが、イギリス在住のある少女は幼い頃から大切にしていたぬいぐるみを旅行中に失くしてしまった。もう戻ってくることはないと家族全員が諦めかけていたが、最後の望みをかけて父親がFacebookで協力を求めた。するとその結果、ぬいぐるみは親切な人々によって1600キロ以上離れたアイスランドから家族のもとに帰ってきたという。『WalesOnline』『The Mirror』などが伝えている。

英エセックス州ビラリキーで暮らすハッティー・セインズちゃん(Hattie Sains、10)は3か月前、家族と訪れたアイスランドのキャンプ場で大切にしていた牛のぬいぐるみ“カーウィー(Cowie)”を失くしてしまった。

セインズさん一家は今年8月、自宅から1000マイル(約1609キロ)離れたアイスランドでドライブ旅行を楽しんでいた。そしてヴィーク・イ・ミールダルのキャンプ場を出発した夜、ベッドに入ろうとしたハッティーちゃんはカーウィーがいないことに気がついたという。

母親のクリッシーさん(Chrissie、42)はその時のことをこう振り返った。

「ハッティーは2歳の頃から大切にしているカーウィーがいなくなったことに動揺していました。車から荷物を全部出して探しましたが、どこにも見つからなくて。キャンプ場に問い合わせるとテントの中に置いてきてしまったことがわかりました。空港があるレイキャヴィークに送ってもらえば飛行機に乗る時に受け取れるかもしれないと思っていたんですが、協力してくれる人はいませんでした。」

カーウィーを残したままイギリスに戻ることを余儀なくされた一家は、その後も宅配便を使って取り戻そうと試みたが失敗に終わった。

「娘は数週間そのことに触れなかったので、もう忘れたのかも知れないと思っていたんです。でも1週間ほど前、寝る前に『もうカーウィーは帰ってこないんだね』と泣いていました。」

そのように明かす父親のリチャードさん(Richard、40)は、最後の望みをかけてFacebookの会員制グループ「Travel Iceland」にこの出来事を投稿し、何かいい方法がないかアドバイスを求めることにしたという。

特に期待はしていなかったリチャードさんだったが、「驚いたことに、見ず知らずの人たちからカーウィーがイギリスに戻る旅を手伝うというコメントが20件ほど寄せられました。それを確認すると『レイキャヴィークからロンドンに飛ぶのでカーウィーを連れて行くことができます』とか『そこで手渡すことができます』など、本当に私たちを助けてくれようとしていたんです」と明かした。

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