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【エンタがビタミン♪】博多大吉、『カムカムエヴリバディ』野球シーンにやたらツッコミむ理由は「やるせない気持ちをどうにか紛らわせようと…」

TechinsightJapan / 2021年11月18日 11時51分

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今月よりスタートしたNHK朝の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』は、朝ドラ初の三部作構成ということもあり今までにないスピードで物語が進んでいる。1人目の主人公・安子(演:上白石萌音)と心通じ合う稔(演:松村北斗)との切なく辛い恋模様や、迫りくる戦争被害に視聴者が心揺らぐなか、“朝ドラ受け”でお馴染みの博多華丸・大吉が思わずツッコんだのが“野球シーン”だ。

17日に放送された『カムカムエヴリバディ』13話では、安子の兄・算太(演:濱田岳)をはじめとした男性たちが続々と出征する姿や、武器作成のための甲子園球場の解体、ジャズをはじめとした米英楽曲の禁止など戦争によって人々の暮らしが奪われる厳しい状況が具体的に描かれた。そのなかで大学野球をしていた稔の弟・勇(演:村上虹郎)の試合風景も放送されたのだが、豪快なスイングでかなりの当たりを予感させるカメラアングルから突然、難なく相手にボールをキャッチされ凡打になるシーンに切り替わることに。この展開に異議を唱えたのが博多華丸・大吉で、ドラマ放送後『あさイチ』での“朝ドラ受け”では「あの打球の角度は…100歩譲ってセンター前、ライナー…」「セカンドフライの訳ない打球でしたね」「勇が心配ですよ、あんだけ振り切ってあそこまでしか飛ばないんだから」などと矢継ぎ早にツッコんでいた。

同日放送されたTBSラジオ『たまむすび』でも、「なんか不自然なんですよ(笑)」と例の野球シーンを指摘した博多大吉。さらに「前もあったんですよ」と以前もホームラン級の当たりがレフトフライになったことを明かし、二塁目前まで走っていた勇に「どんだけまず足早いねん」「もしくはレフトどんだけ深いねんと。どんだけのサイズでお前ら野球やっとんねん」「レフト、どんな体制で飛びついてとったん?」と笑いながら激しいツッコミを入れていた。同様の指摘はネット上でも相次ぎ、「まとめ撮りだな」「凄い向かい風が吹いたんだなあ…」と受け止め方はさまざまのようだ。

意外な場面がクローズアップされた『カムカムエヴリバディ』だが、大吉がこれほどツッコミを入れたくなるのには理由があるという。というのも回を追うごとに戦争の色が濃くなることで見えてくる“悲しい結末”を、どうにか紛らわせようとしているというのだ。

怒涛の展開ながら、ヒロイン・安子を取り巻く人々の丁寧な描写や俳優陣の熱演が高く評価されている同作。大吉も「物語が凄く良くできてる」「めちゃめちゃいい」と絶賛しているが、一方で「どうやらね、無事で済みそうにないんですよ」と登場人物の行く末には不安が募るばかりだという。「この悲しい気持ちというかやるせない気持ちをどうにか紛らわせようと思って」と本音を明かし、「安易な漫才師でございます」と語った大吉。今後戦争による辛い経験がさらに語られるであろう同作において、ともすれば批判につながりそうなワンシーンが心の安定剤になっているようだ。
(TechinsightJapan編集部 根岸奈央)

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