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【エンタがビタミン♪】つぶやきシロー、原作者なのに異例の事実 安田顕&小池栄子が「大泉洋とMEGUMI」に!?

TechinsightJapan / 2021年11月22日 17時40分

【エンタがビタミン♪】つぶやきシロー、原作者なのに異例の事実 安田顕&小池栄子が「大泉洋とMEGUMI」に!?

映画『私はいったい、何と闘っているのか』(12月17日公開)のプレミア試写会イベントが21日に都内で開催され、主演の安田顕をはじめ、共演の小池栄子、岡田結実、SWAY、小山春朋、李闘士男監督が登壇した。同作の原作はピン芸人・つぶやきシローの同名小説だが、そのつぶやきシローがまだこの映画を観ていないことが発覚し、登壇者たちが慌てふためいた。

主演の安田顕が「本日はお集まりいただきありがとうございます。いつも直接足を運んでいただいていると思うと、すごく緊張しますが、上映後ということで少し楽な気持ちでお話できると思います。どうぞよろしくお願いいたします」と緊張しながらもつい先程映画を観終わった観客に挨拶してスタートしたプレミアイベント。安田が演じるのは仕事でも家庭でも常に空気を読みムダに気を遣いまくるが、良かれと思ってやったことがことごとく裏目に出てしまう、笑ってしまうほど不器用なスーパーの万年主任・伊澤春男(45歳)だ。



イベントにはその主人公の妻役の小池栄子、長女役の岡田結実、小学生の長男役の小山春朋、長女の恋人役のSWAY、そして李闘士男監督も登場した。安田顕は家族を演じたキャストについて「(家族を演じるということで)短い時間でコミュニケーションを取って、輪を作っていくということが大事なんですが、そういう部分を小池さんが引っ張ってくださいました」と感謝。また岡田も次女役の菊池日菜子や長男役の小山春朋と上手にコミュニケーションを取っていたという。しかし安田は昼食の際に子供たちに溶け込もうとするもほとんど話すことができず、まさに不器用な主人公そのものだったらしい。



このように“家族”として少しずつ馴染んでいったキャストたちだが、原作者・つぶやきシローが試写に呼ばれていないという事実が判明すると、安田も「私もSNSで見た気がする」と認めた。つぶやきシローは5日に自身のツイッターで2016年に発売した自著『私はいったい、何と闘っているのか』が文庫化と映画化されることに触れてから「まだ、試写に呼ばれてないから僕は見てないけどね。」と告白している。またこのイベントの前日には「プレミアって何? 普通の試写と違うの? 呼ばれてないけど、急に行ってみようかな。行かないけど。」ともツイートしていた。



するとこの事実に李闘士男監督が「原作者が観ていないということは、この後公開できるかどうか分かりません!」と焦り出した。「つぶやきさんがあそこが気に食わないと言ったら、撮り直さないといけないから」と“再撮”の可能性を示唆した李監督に、小池が「キャスティング変わることもあるんですか?」と気にして「(小池と安田が)MEGUMIと大泉洋になっている可能性もあるってこと?」と聞いたので、場内もウケて拍手が起こった。安田もそれに乗っかり、劇団EXILEでヒップホップグループ「DOBERMAN INFINITY」のメンバーでもあるSWAYに「(SWAYが)MAKIDAIさんになっている可能性もあるね?」と言い出し、SWAYも「あります! 充分あります」と大きく頷いて盛り上げた。



「前代未聞だよね? 原作者が観ていない映画なんてないよね?」と李監督は異例のことだと訴えたが、イベントでは前日に41歳の誕生日を迎えた小池栄子をサプライズで祝福することに。安田顕が『Happy Birthday to You』を低く渋い声で歌って花束を渡すと「ありがとう、パパ」「いやぁ、嬉しい」と感激した小池は「家族に祝っていただいて嬉しいですね。本当に大好きな作品になったので…、続編なんてないんですよね?」と思わず李監督に確認。安田がすかさず「続編の前に再撮するかどうかですよ」と突っ込んで笑わせた。



(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

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