【海外発!Breaking News】「息子は戦士」稀な皮膚疾患“毛孔性紅色粃糠疹”と闘う7歳男児に「この病気を知って」と母親(英)
TechinsightJapan / 2021年12月1日 6時0分
そんな症状を軽減するためにカイ君は現在、点眼薬を一日に3回、ステロイドクリームを一日に1、2回、保湿剤を一日3回使用し、毎晩肌をしっとりさせる薬を入れた風呂に入る。また内服薬を一日1回服用し、2週間に一度は痛み止めの注射をしている。
ニキータさんはそんなカイ君を「小さな戦士」と呼び、こう語る。
「カイは学校で友達と遊んだり勉強するのが大好きですが、全身に発疹が広がると痛みが酷く、学校を数週間休むことがあります。息子はとても強い子ですが、不調の時はゆっくりとしたいようです。」
「カイには3歳の弟キオ(Keo)がおり、2人は一緒に遊ぶことが大好きで強い絆で結ばれています。キオはカイの具合が悪いとがっかりしていましたが、最近は兄を気遣って2人で寄り添ってアニメの『スポンジ・ボブ』を見ています。」
「私はというと、カイが苦しむたびに心が張り裂けそうになります。なぜなら私が息子にしてあげられることが何もないからです。」
「カイがどれだけの痛みを感じているのかは見ればわかりますが、息子がいかに痛みと闘い、いかに元気を取り戻していくか…それは全く現実離れしているのです。私だったらきっと耐えられないでしょうが、息子はいつも笑顔で、文句を言うことは滅多にありません。感染症で入院していた時でさえ、カイは笑っていたのです。7歳の子があれほど強く勇敢でいられるなんて驚くべきこと。そんなカイを私は心から誇りに思っています。」
なおニキータさんは「PRPの患者は稀で、病気について知っている人は非常に少ないのです」と述べたうえで、「PRPがどんな病気なのか多くの人に知ってもらいたいと思います。そしてPRPの研究が進み、治療法が見つかることを願っています」と強く訴えた。
画像は『Nikita Clay 2021年11月12日付TikTok「my little warrior」』『New York Post 2021年11月29日付「Boy, 7, is all smiles despite rare, painful skin condition」(Kennedy News and Media)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)
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