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【海外発!Breaking News】サファリパークを訪れた親子、サイに車を破壊され苦情申し立て(英)

TechinsightJapan / 2021年12月2日 14時20分

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放し飼いにされた野生の動物たちと身近で触れ合うことができるサファリパークは家族連れにぴったりのお出かけスポットだ。だがその刺激的な体験はあくまで自己責任と謳っている施設も多い。このほどイギリスのサファリパークを訪れたある親子は、怒ったサイに車を壊され、施設に苦情を申し立てたという。『Birmingham Live』『The Mirror』などが伝えている。

イギリス在住のジェイミー・ウッドさん(Jamie Wood、35)と息子のジャクソン君(Jackson、5)は今年10月、ウスターシャー州にある「ウェスト・ミッドランズ・サファリパーク(West Midland Safari Park)」を訪れた。

このサファリパークは、動物が放し飼いにされている檻の中を車で走ることができるためジェイミーさんは母親アリソンさん(Arison、65)に車を借りて出かけたそうだ。

そしてパーク内を走行していたところ、1頭のサイがジェイミーさん親子の車に向かって突進してきたという。

ジェイミーさんは当時のことをこう振り返った。

「キリンを見に行こうと思って車を停めて場所の確認をしていました。近くでサイの親子が喧嘩をしていて、スタッフがそれを止めようと車のホイールを回すと子サイは驚いて逃げてしまって。すぐに母サイが追いかけて行きましたが、私の車はその親子の間に入ってしまったのです。」

「ジャクソンには『私たちのことは避けるだろう』と言い続けていました。でも200フィート(約60メートル)ほど離れたところから母サイが私たちの車に向かって突進してきて、ボンネットの側面に角と体をぶつけてきたんです。あっという間の出来事で何をしていいかわからず、ただショックで本当に怖かったです。サイの体重は車の4、5倍あったと思います。車がもう少し前に出ていたら、あの巨大な角が私の体を突き抜けていたかもしれません。」

この衝撃により車のボンネットやバンパーが壊れてしまったため、ジェイミーさんはスタッフから渡された結束バンドで応急処置をして家に帰ったそうだ。そして車の修理には1500ポンド(約22万円)かかったという。

後日サファリパークに苦情を申し立てたジェイミーさんはこう明かしている。

「パークに対して苦情を出しましたが、『子供を守ろうとした母親ですからね』と言われただけでした。少なくともチケットの払い戻しか、無料の年間パスを期待していたんですけどね。ジャクソンはあの出来事がトラウマになってしまい、いまだに悪夢にうなされています。今回のようなことがまた起こる可能性はあるし、命に関わることだってあると思います。」

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