【海外発!Breaking News】鼻の頭に母斑を持つ女性「個性的な自分が好き。人には目に見える以上のものがある」(米)
TechinsightJapan / 2021年12月6日 5時0分
生まれつき体にあるアザ(母斑)は、英語で“バースマーク(birthmark)”と呼ばれている。鼻の頭に大きなバースマークを持つアメリカの女性は、これまで人々から心無い言葉を浴びせられてきた。しかし女性は周囲の反応を「気にしていない」と跳ねのけ、「個性的であることを大切にしている」とTikTokで発信している。『The Sun US』などが伝えた。
米ニューヨーク州出身のレイヴンさん(Raven、22)は、鼻の頭にバースマークを持っている。顔の中心にあり目立つことから、レイヴンさんはこのバースマークによっていじめを受けてきたという。
誰でもそんな環境に立たされてしまえば、傷つくのを恐れて人との交流を避けたくなるだろう。しかしレイヴンさんは自身のTikTokアカウントでその姿をさらけ出している。
「ネット上で誰かが私のバースマークを馬鹿にしても、私はこのバースマークが大好きだし、個性的である自分の存在を大切に思っています。」
TikTokでそのように語りかけるレイヴンさんの動画には、「バンビみたいで可愛い!」「ユニークでとても美しい」「今まで見たことがないくらい可愛いバースマークだ」など多くの応援の声が寄せられた。
心温まるコメントが多数届いているが、中には「私だったら今すぐ除去したい」とストレートな意見をぶつけるユーザーもいた。このコメントに対し、レイヴンさんは両親や医師からバースマークを除去する手術を提案されていたことを明かした。
だがレイヴンさんは当時から“身体的インテグリティ”を持っていたため、バースマークの除去はしないと決めたという。身体的インテグリティとは「自分の身体は自分のもの」という強い認識を持ち、周囲に流されることなく自分の意思で好きな状態にあることを指す言葉だ。
幼い頃から自分の身体をありのままに受け入れてきたレイヴンさんは、「私は物心がついた時から身体的インテグリティを持っていました。両親はいつも除去の選択肢を与えてくれていましたが、その代わりに私は自分自身を愛したのです。私が幼かった頃の選択肢は限られていて、傷跡が残るか痣が薄くなる程度だったと思います。だからこれでよかったのです」と自らの決断を説明している。
強い意志を持つレイヴンさんだが、数年前に友人からディズニー映画『A Goofy Movie』に登場するキャラクター“ロクサーヌ(Roxanne)”に似ていると言われ、その言葉が頭から離れなくなったこともあったという。
それでも多くの人に価値観の多様性を伝えるためTikTokに自分の姿をアップしているレイヴンさんは、「あなたのままでいること。あなた自身が行うこと。人には目に見える以上のものがあるのです」とメッセージを伝えている。
画像は『Raven 2021年11月29日付TikTok「My big 6」、2021年11月27日付TikTok「Be you, do you, there is so much more to people than what meets the eye」、2021年11月28日付TikTok「Reply to @juluuu98 I have a bunch rn bc I’m at my parent’s house !!!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)
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