【海外発!Breaking News】クリスマス飾り付け中、アライグマに襲われた70歳女性 噛まれながらもヘッドロックで対抗(米)
TechinsightJapan / 2021年12月13日 14時0分
庭の植木にイルミネーションを飾り付けていた70歳の女性が突然、野生のアライグマに襲われたというニュースがアメリカより届いた。アライグマは女性に噛みつき、引きはがしても執拗に襲ってきたという。アライグマにヘッドロックをかけて対抗した女性は「人生で最悪の悪夢だった」と当時を振り返っている。『WCVB』などが伝えた。
米マサチューセッツ州ランカスター在住のドンナ・サンジナリオさん(Donna Sanginario、70)は今月1日午後4時頃、自宅の庭にある植木にクリスマス用イルミネーションの飾り付けを行っていた。
その途中、不思議な音を聞いたドンナさんは音の正体を確かめるために道路を覗いてみた。すると10フィート(約3メートル)先に大きなアライグマがいたのだ。
「私が動き出す前に、アライグマは私に飛びかかってきました。人生で最悪の悪夢でしたね。私もアライグマも叫んでいましたよ。私が助けを求めて大声を出すと、アライグマは私の腕から落ちました。しかし再び背中に飛びついて攻撃を続けたのです。」
「それから地面に倒れ込み、私はアライグマの首に腕を回してヘッドロックをかけました。アライグマの首の骨が折れる音がして、ようやく鳴き声を上げるのをやめたので解放すると、立ち上がって去って行きました。」
遭遇したアライグマについて、ドンナさんは「体重45ポンド(約20キロ)ほどはあったでしょう」と明かしている。アライグマの体重は大きくても35ポンド(約16キロ)と言われており、今回のアライグマはかなり体格のいい個体だったようだ。
そんなアライグマに襲われてしまったドンナさんは、自身のFacebookに「信じられます? 本当に死ぬかと思いました。数日は辛い日が続いていますが、週末に友達に会ったことで痛みやトラウマが和らいできました」と綴り、傷だらけの腕や穴が空き血が飛び散ったパーカーの写真を公開した。
これには多くの人が驚いており、「女性が無事でよかったけど、狂犬病が心配だ」「アライグマと戦うことになるなんて、とても信じられないよ」「あんなに可愛い見た目をしているのに怖すぎるな」などといった声が届いた。
アライグマが去った後、すぐに病院へ向かったドンナさんは「狂犬病や破傷風を予防する注射を打ち、肋骨が骨折していることも分かりました。次に庭へ出る時は、バットなど身を守るものを持って出るようにしますね」と話している。
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