【海外発!Breaking News】草むらに捨てられた新生児、寒空の下で寄り添う野良犬の母子に命を救われる(印)
TechinsightJapan / 2021年12月23日 17時17分
我が子をいとも簡単に遺棄してしまう親は世界中であとを絶たないが、このほどインドで草むらの中からへその緒がついたままの新生児が発見された。幸いにもそばには野良犬と数匹の子犬が寄り添っていたことで、新生児は12月の冷え込む寒さから命を救われたという。『The Mirror』『austonia』などが伝えている。
インドのチャッティースガル州ムンゲリ地区の村で今月中旬、草むらの中で新生児の女児が見つかった。へその緒がついた状態で服も着せられていなかった女児は、どうやら発見された前日に誕生してすぐに捨てられたとみられている。
インドは年間を通して比較的温暖な気候であるものの12月の夜ともなれば気温が下がり、生まれたばかりの新生児にとってその寒さは命取りになることもある。ところが女児のそばには野良犬と数匹の子犬が寄り添っていたことが分かっており、この犬の母子が寄り添っていたことにより女児は寒さから身を守ることができたようだ。
女児は一晩を犬たちと過ごし、夜が明けた後に地元の代表者マンナラル・パテルさん(Munnalal Patel)に泣いているところを発見されたという。マンナラルさんは、当時のことをこのように振り返っている。
「朝の11時頃、私たちの村で、生まれたばかりの女の子が子犬と一緒に泣いて横たわっているのを見つけたのです。」
また他の村人も「野良犬は凶暴であるため、赤ちゃんが一晩生き延びることができたことは奇跡だ。本当に運が良かったとしか言いようがない」と語っており、女児が生きて発見されたことは奇跡だと口々に話している。
女児は連絡を受けた警察によって地元の病院で診察を受けており、幸いにも怪我などなく健康な状態だったそうだ。そしてのちに地元の児童保護団体「Child Line Project」に託され、アカンクシャ(Akanksha)と名づけられた。地元の警察では現在、女児を捨てた人物について捜査を行っている。
画像は『The Daily Star 2021年12月22日付「Abandoned newborn baby rescued by litter of puppies that kept her warm through the night」(Image: Tahir Ibn Manzoor / SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)
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