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【エンタがビタミン♪】のん「奇跡が起きた!」 閉館間近も念願のZepp Tokyoで“恐竜の尻尾”つけて有観客ライブ

TechinsightJapan / 2021年12月30日 15時37分

【エンタがビタミン♪】のん「奇跡が起きた!」 閉館間近も念願のZepp Tokyoで“恐竜の尻尾”つけて有観客ライブ

女優・創作あーちすととして活動するのんが25日、ライブハウス「Zepp Tokyo」(東京都江東区)にて有観客ライブを開催した。Zepp Tokyoはのんが音楽を始めた頃から目標にしてきた会場だが、来年1月1日をもって閉館することが決定している。偶然会場に空きができたため、のんは閉館まで数日というところで念願のライブを実現することができた。

これまでに13回もの無観客配信ライブを行ってきたのん。有観客ライブを待ち焦がれていたのんのところに、自身の目標の会場でもあったZepp Tokyoに空きが出たという知らせが飛び込んだ。あと数日で同会場が閉館するというタイミングで最初で最後のZepp Tokyoライブが実現した。



ズシンズシンと地響きが鳴り渡りライブがスタート。ステージに張られた幕に、シャドーで浮かび上がったギターを持った恐竜が足を踏み鳴らす。続いて爆音のディストーション・ギターがかき鳴らされバンドが演奏を始める。幕が鮮やかに下ろされると、ステージにはメンバーのひぐちけい(G/Cho)、なかむらしょーこ(B)、ナガシマタカト(Ds)がそれぞれのポジションで構えている。のんが真っ赤なテレキャスターで1曲目のイントロを爪弾いた。



この日ののんのオープニングの衣装は、左右の袖がタータンチェックとストライプ、胸元には大きな白いリボンに、フラワー・プリントのパンツ。そしてなんと言っても特徴的なのは背中のところどころリボンが付いた大きな恐竜の尻尾だ。のんならではパンキッシュでアヴァンギャルドな着こなしだろう。



このライブではのんからのクリスマス・プレゼントとしてミニ・タンバリンが観客に配られた。声を出すことはできないが、タンバリンを鳴らして欲しいというのんからの気持ちだという。観客とともにタンバリンの叩き方を練習してから『僕は君の太陽』で、のんはハンドマイクに持ち替え、花道まで出てきてタンバリンを鳴らして客席と一体感を作りあげた。他にもカジヒデキがのんをテーマに書いた楽曲『ノンノン・ソング』をライブで初披露したり、のんが敬愛する忌野清志郎のRCサクセション『プン・プン・プン(オコリンボ リンボ)』『I LIKE YOU』なども披露した。



またライブではのんが監督・主演・脚本を務めた映画『Ribbon』(2022年2月25日公開)のトレーラー映像を上映、サンボマスターによる書き下ろし主題歌『ボクだけのもの』を初カバーしたが、のんが主宰する音楽フェスを新型コロナウイルス感染拡大の影響により断念したことがこの映画の誕生の原点になったという。まもなく閉館するZepp Tokyoでライブができたことをのんは「奇跡が起きた!」と改めてその喜びを噛みしめたが、コロナ禍で音楽活動が思うようにできなかったからこそ、その“奇跡”はいっそう感慨深かったに違いない。再び恐竜の尻尾を背中に装着したのんは「Zepp Tokyoで尻尾をつけるのも今日で最後」と感無量気味に話し、「Zepp Tokyo終わらなきゃいいのに、時間が巻き戻ったらいいのに、タイムマシンでもあったらいいのに」とこれまで幾度となくカバーしている1970年代の名曲『タイムマシンにおねがい』を颯爽と演奏した。



全21曲120分間の“奇跡のライブ”をやり遂げて「良いお年を! じゃあね!」とステージを去ったのん。このライブは2022年1月2日まで見逃し配信中だ。

撮影:南賢太郎(FOCUS STUDIO)
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

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