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【海外発!Breaking News】余命わずかと診断され結婚式を前倒ししたカップル「まだ希望は捨てていない」(スコットランド)

TechinsightJapan / 2022年1月2日 21時8分

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2020年のクリスマスイブに婚約し、2022年に結婚する予定だったカップルに衝撃的な出来事が起きた。男性が末期の肝臓がんであることが発覚し、余命わずかと診断されたのだ。結婚式を前倒して夫婦となった2人は、現在も諦めることなく有効な治療法を探しているという。『Daily Record』『The Mirror』などが伝えている。

スコットランドのノースラナークシャーに暮らすジュリー・ニールソンさん(Julie Neilson、41)とマイケル・ダフィーさん(Michael Duffy、44)は2020年のクリスマスイブに婚約し、2022年に結婚式を挙げる予定だった。しかし2021年12月にマイケルさんが末期の肝臓がんであることが発覚し、余命わずかと告げられた。

しかも2人には5人の娘がいるが、そのうち8歳のアヴァちゃん(Ava)は重度の脳性麻痺をはじめとした様々な疾患を抱えており、終末期の状態だったことから結婚式を前倒しして行うことに決めたという。

そして宣告から3週間後、2人はマイケルさんが大好きなサッカーチーム「セルティックFC」の本拠地である「セルティック・パーク(Celtic Park)」で結婚式を挙げた。

ジュリーさんは結婚式を前倒しした経緯について、このように語っている。

「12月5日、マイケルが末期の肝臓がんであると知らされました。聞いた時はとてもショックで…彼はいつも私を支えてくれて、彼のおかげで乗り越えられたことがたくさんありましたから。でもそのがんは進行がとても早く、余命は数週間から数か月だろうと医師に言われました。それで結婚式を早めることにしたんです。」

「セルティックFCの大ファンであるマイケルのために、結婚式場はここしかないと思ってすぐにセルティック・パークの予約を取りました。この数週間は本当に忙しくて、彼の通院スケジュールを立てるのが大変でしたが、アヴァの介護で慣れているところもありましたね。アヴァは24時間のケアが必要で、今は口から食事することができず、胃ろうで栄養を摂っています。」

さらにジュリーさんは、結婚式当日の様子をこう明かした。

「朝9時、彼にウェディングドレス姿を見られないようにこっそり友人の家に行きました。そこでドレスを着てメイクアップして、バージンロードを歩くまでは誰にも見られないように隠れていました。マイケルとは交際して4年ほどですが、高校時代からの憧れの先輩だったんです。そんな彼と結婚式を挙げることができて本当に幸せでした。まだ実感がわかないし、私もマイケルも落ち着いてすべてを受け入れるにはしばらく時間がかかりそうです。」

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