【海外発!Breaking News】「ただのほくろじゃない」 医学生が見知らぬ男性のがんを発見し命を救う(米)<動画あり>
TechinsightJapan / 2022年1月11日 13時6分
ホッケーの試合を観戦中だった医学生の女性は、フィールドで作業を行う男性スタッフの首の後ろに黒いほくろを見つけた。これが単なるほくろではないと察した女性は「一度医者に診てもらった方がいい」と本人に伝えたが、男性が病院へ行くと悪性のがんであることが判明したのだ。そして男性の命を救った女性には、ホッケーチームから100万円以上の奨学金がプレゼントされたという。『Insider』などが伝えた。
昨年10月23日、米ワシントン州シアトルのホッケーチーム「シアトル・クラーケン(Seattle Kraken)」のホームゲーム初戦で、カナダ・バンクーバーのホッケーチーム「バンクーバー・カナックス(Vancouver Canucks)」との試合でのことだった。
この試合でバンクーバー・カナックスのスタッフとして作業をしていたブライアン・ハミルトンさん(Brian Hamilton)は、1人の女性が観客席とフィールドを隔てる透明なプラスチック板越しに、携帯の画面を見せていることに気がついた。
そこには「あなたの首の後ろにあるほくろはがんかもしれません。一度医者に診てもらって!」とメッセージが書かれていた。
このメッセージを見せたのは、シアトル・クラーケンのファンである同州タコマ在住のナディア・ポポビシさん(Nadia Popovici、22)だ。ナディアさんは2019年にワシントン大学を卒業し、今年の秋から医学部に進学予定の学生だった。
ブライアンさんは「私がベンチから去ろうとした時に『首にあるほくろががんかもしれない』と言うんですから、正直気分は良くなかったですよ」と当時を振り返っている。いきなり知らない人から伝えられたブライアンさんは困惑したそうだが、試合も残っていたためその日は病院に行かなかった。
そして翌朝、パートナーに首の後ろのほくろを見てもらうと「変な形をしている」と言われ、ブライアンさんは念のため病院へ行ってみることにした。そして組織検査を受けると、ほくろだと思っていたその黒い点はメラノーマだと判明した。
メラノーマは悪性黒色腫と呼ばれ、非常に悪性な皮膚がんの一種だ。ブライアンさんは幸いにもステージ2の段階で発見することができ、皮膚の内部まで進行していなかったため除去手術を受けて治療を行うことができた。
担当医は「そのまま4~5年放置していたら危なかった」と明かしており、ナディアさんは文字通りブライアンさんの命を救ったのだった。
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