1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

【海外発!Breaking News】生まれたばかりの赤ちゃんをゴミ収集箱に投げ捨てた18歳母、監視カメラの映像で逮捕(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2022年1月11日 16時40分

写真

米ニューメキシコ州ホッブズで7日、若い女がショッピングセンター前のゴミ収集箱に黒いゴミ袋を投げ入れるのを監視カメラが捉えた。ゴミ袋に入っていたのは生まれたばかりの赤ちゃんで、数時間後に発見され無事だった。『New York Post』などが衝撃的な映像とともに伝えた。

監視カメラが捉えたのは18歳のアレクシス・アヴィラ(Alexis Avila)で、7日午後2時頃に白の乗用車で現れると後部座席から黒のゴミ袋を取り出し、ゴミ収集箱に投げ入れた。

それから約5時間40分後、トラックで遺棄現場にやってきた3人がゴミ収集箱の中を必死に探すのが見て取れる。3人は「赤ちゃんの泣き声が聞こえた」と証言しており、そのうちの1人がゴミ袋から赤ちゃんを見つけ出し、女性がタオルでくるんでいる。

赤ちゃんはへその緒がついたままの男の子で、通報を受けて駆けつけた救急隊によって地元の病院に搬送されると、テキサス州のラボック病院(Lubbock Hospital)にヘリコプターで搬送された。警察が駆けつけた時の気温は2度で、低体温症と診断されたものの容体は安定しているという。

警察は監視カメラの映像から車の持ち主を割り出し、両親と暮らすアレクシスの自宅を捜索、アレクシスは取り調べでこう話したという。

「先週から腹痛が続き、出産前日の6日に病院に行って初めて、妊娠していることを知った。その翌日に自宅トイレで思いがけず出産し、パニックに陥った。自分でへその緒を切ってタオルにくるみ、それをゴミ袋に入れてヘアゴムで縛った。その後それを積んでドライブし、袋をゴミ収集箱に捨てた。」

なおアレクシスは赤ちゃんのことを“それ(it)”と呼んでいたそうで、警察が「外のゴミ収集箱に捨てたらどうなるのか分かっていたのか?」と尋ねると沈黙を貫いたという。警察はアレクシスが赤ちゃんが死んでしまうことを承知のうえで遺棄したとみて10日、殺人未遂と児童虐待の容疑で逮捕した。

アレクシスの母マーサさん(Martha)は「娘が太ったことは認識していたが、妊娠していることには全く気付いていなかった」と語っており、アレクシスは「赤ちゃんの父親は1年半交際して昨年8月に別れた元カレ」と明かしているという。マーサさんによると、元カレは昨年6月頃に娘を殴ったことから家への出入りを禁止していたそうだ。

ちなみに米国保健福祉省(HHS)によると、米国50州全てで病院や消防署、警察署などに赤ちゃんを匿名で託すことができる「セーフヘイヴン法(safe haven law)」が施行されているそうで、監視カメラの映像を提供した店のオーナーは次のように語り、ショックを露わにした。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください