1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

【海外発!Breaking News】体重325グラム、英国で最も小さな赤ちゃんが誕生(スコットランド)

TechinsightJapan / 2022年1月12日 16時50分

【海外発!Breaking News】体重325グラム、英国で最も小さな赤ちゃんが誕生(スコットランド)

昨年12月30日、英国で最も小さい赤ちゃんがスコットランドで誕生した。予定日より3か月半ほど早く生まれた女の子の体重はわずか325グラムで、これまで最も小さいとされていた赤ちゃんの体重340グラムを下回ったという。医師からは「助かる可能性は20%」と告げられるも順調に成長しており、1週間ほどで体重が25グラム増加したそうだ。『The Sun』『The Mirror』などが伝えている。

スコットランドのイースト・エアシャー、ニューミルンズに暮らすエリー・パトンさん(Ellie Paton、17)は昨年12月30日、予定日より3か月半ほど早く帝王切開により娘のハンナちゃん(Hanna)を出産した。

妊娠25週で生まれたハンナちゃんの出生体重はわずか325グラムで、2003年に340グラムで誕生したアリーヤ・ハートちゃん(Aaliyah Hart)の記録を下回り、英国で最も小さく生まれた赤ちゃんとなった。

エリーさんは妊娠から出産に至るまでをこう振り返っている。

「妊娠20週目の検診で胎盤から十分な栄養が届いていないと医師に告げられ、お腹の赤ちゃんが苦しんでいることが分かりました。数週間は経過観察ということでしたが、12月29日に胃痛で気分が悪くなってキルマーノックにあるクロスハウス大学病院(University Hospital Crosshouse)に運ばれました。そこで子癇前症と診断されて、このままだと血圧が上がり肝臓や腎臓にダメージを与える恐れがあり、最悪の場合は死に至ることもあると。すぐにグラスゴーのクイーン・エリザベス大学病院(Queen Elizabeth University Hospital)に搬送されたのですが、25週で出産する以外に方法はないと言われました。」

またパートナーのブランドン・スティブルズさん(Brandon Stibbles、21)は、エリーさんの出産にあたって医師からこのように告げられたという。

「医師たちは最悪の事態を想定していて、まずはエリーを優先し、無事を確認できたら赤ちゃんを蘇生すると言いました。そこには5人の医師がいましたが、その全員が赤ちゃんが生き延びる可能性は低いといい、まだ小さすぎるため助かる可能性は20%と告げられました。」

そして12月30日午前1時4分、緊急帝王切開によりハンナちゃんが誕生した。

エリーさんはその時の状況をこのように明かした。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください