【海外発!Breaking News】歯が伸びすぎてしまったハリセンボン エサが食べられず動物病院で治療(英)<動画あり>
TechinsightJapan / 2022年1月26日 6時0分
このほど歯が伸びすぎてエサを食べられなくなってしまったハリセンボンが、動物病院に運ばれたという話題がイギリスより届いた。出っ歯のように大きくなってしまった上の歯を獣医が半分に削ったことにより、ハリセンボンは再びエサを食べられるようになったという。『Metro』などが伝えている。
英ケント州スナッドランド在住のマーク・バイアットさん(Mark Byatt、64)は、ハリセンボンの“ゴルディ(Goldie、5)”をペットとして飼っている。しかし最近のゴルディはエサを食べず、体重も減っていたそうだ。
異変に気づいたマークさんがよく観察してみると、ゴルディの上の歯が大きくなっていることに気付いた。歯が大きすぎるせいでエサを食べられなくなってしまっていたようで、「このままでは空腹で死んでしまうかもしれない」と心配になったマークさんは、近くの動物病院「Sandhole Veterinary Centre」にゴルディを連れて行った。
なおハリセンボンはフグと共通した特徴を多く持つが、フグの歯は上下2つずつに対し、ハリセンボンの歯は上下1つずつだ。またゴルディの診察を担当した動物歯科医でもある獣医のダニエル・カルボ・カラスコさん(Daniel Calvo Carrasco)によると、ハリセンボンの歯は生涯成長し続けるという。
通常ハリセンボンはエサとして硬い殻を持った生き物を食べることにより、自然に歯が削れて適切な大きさを保つ。マークさんは「毎日殻付きのエサを与えていました」と明かしているが、ゴルディの上の歯の成長は止まることなく、ついにはエサを食べることができなくなってしまうほど大きくなってしまったのだ。
ゴルディを診察したダニエルさんは大きくなった歯を削ることに決め、早速準備に取りかかった。ゴルディは自宅の水槽の水が入った密閉容器に入れて病院に連れてこられ、ダニエルさんはその容器に魚用の麻酔薬を入れた。さらにゴルディが酸素不足とならないよう、水の中に酸素も供給された。
こうして環境を整えたおかげで、ゴルディは最小限のストレスで歯を削ってもらうことができた。作業中はゴルディの乾燥や防御反応により体が膨らんでしまうのを防ぐため、動物看護師のデビー・アディソンさん(Debbie Addison)がゴルディを湿らせたタオルで包み込んで両手で支えていた。その間にダニエルさんが専用機器を用い、慎重に歯を半分に削っていった。
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