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【海外発!Breaking News】ペットシッターの大学生、2頭の犬に襲われ顔の一部を失う(米)

TechinsightJapan / 2022年1月30日 4時1分

【海外発!Breaking News】ペットシッターの大学生、2頭の犬に襲われ顔の一部を失う(米)

米テキサス州ダラス郡コッペルに住むジャクリーン・クレア・デュランドさん(Jacqueline Claire Durand、22)が今月25日、ペットシッターで訪れた家の玄関先で2頭の犬に襲われたとして、飼い主を相手に訴訟を起こした。ジャクリーンさんはこの事故で顔の一部を失う重傷を負った。『New York Post』などが伝えている。

事故が起きたのは昨年12月23日のことで、ジャクリーンさんはその数日前にアシュリーさん(Ashley)とジャスティン・ビショップさん(Justin Bishop)夫妻の家を訪れて3頭の犬と面会、留守中の散歩を依頼された。

そして夫妻の家を訪れた当日、玄関のドアを開けたジャクリーンさんはジャーマンシェパードのミックス犬“ルーシー(Lucy)”とピットブルのミックス犬“ベンダー(Bender)”に突然襲われ重傷を負った。

訴訟によって明らかにされたのは、以下の通りである。

「2頭に突然飛びかかられたジャクリーンさんは、バランスを崩して倒れて携帯電話を落とした。すると2頭はジャクリーンさんの頭や顔に激しく噛みつき、非常に深刻な損傷を与えた。」

「2頭の襲撃は執拗かつ凄まじく、ジャクリーンさんが着ていた服を剥ぎ取り、はいていたジーンズを引きずり下ろした。またジャクリーンさんの両耳、鼻、唇、両目から下の顔のほとんどの部分を食いちぎった。ジャクリーンさんの身体全体には犬の歯型がついて穴が開いており、これまでに数度の手術を強いられている。」

なお夫妻は「シッター当日は犬をケージに入れておく」と約束していたものの、直前になって「ケージから出してある」とジャクリーンさんにテキストメッセージを送っていたことも明らかになっており、ジャクリーンさんの弁護士チップ・ブルーカー氏(Chip Brooker)は次のように指摘した。

「夫妻の玄関ドアには犬が狂暴であることを警告するプレート看板が掲げられ、『クレイジー・ドッグ。ドアをノックしたりドアベルを鳴らしたりせず、電話かテキストメッセージを送って下さい』と書かれていた。また宅配業者にも荷物は玄関脇に置くよう促していた。夫妻は通常、犬をケージに入れており、危険な犬であることを十分認知していた。それにもかかわらず犬のしつけや訓練をせず、ジャクリーンさんに安全な環境を提供することを怠った。」

2頭は現在、コッペル市の管理下に置かれており「安楽死させるべき」との声もあがっているが、ブルーカー氏は犬が本当に危険であるかを見極めるためにもしっかりとした検査を行うべきと主張、ジャクリーンさんが1億1500万円(100万ドル)以上の損害賠償を求めていることを明かした。

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