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【海外発!Breaking News】おもちゃのボタン電池誤飲の1歳男児、心臓に穴が開き2日後に死亡(スコットランド)

TechinsightJapan / 2022年2月9日 8時0分

【海外発!Breaking News】おもちゃのボタン電池誤飲の1歳男児、心臓に穴が開き2日後に死亡(スコットランド)

1歳5か月の男児が昨年末、両親の目の届かないところで小さなボタン電池を誤飲した。男児は2日後に死亡し、クリスマスイブで楽しい時を過ごしていた家族は一転、悲しみの底に突き落とされた。『The Sun』などが伝えている。

スコットランド、マザーウェル在住のクリスティーン・マクドナルドさん(Christine McDonald、32)とヒュー・マクマホンさん(Hugh McMahon、29)は昨年12月24日、4人の子供たちと一緒にココアを飲みながら映画を楽しんでいた。

午後7時半頃だった。末っ子のヒューイー・マクマホン君(Hughie McMahon)を寝かしつけようとしたクリスティーンさんは、息子の様子がおかしいことに気付いた。ヒューイー君はベッドに入るとそのまま倒れて動かなくなり、呼吸をするたびにゼーゼーと胸が鳴り、目を開けることもつらそうだった。

慌てたクリスティーンさんはすぐに救急車を要請し、ヒューイー君は隣町にあるユニバーシティ・ホスピタル・ウィショウの救急病棟に搬送された。

そして酸素吸入を受け、一度は安定したかに見えたヒューイー君だったが、しばらくすると容体が急変。医療スタッフが次々と駆け付けて胸骨圧迫(心臓マッサージ)を開始した。

ヒューさんは「息子を救おうと必死になっているチームの姿を見て、私はその場で泣き崩れました。床には息子の血が溜まっていました」と当時を振り返り、「それまで楽しくクリスマスイブを過ごしていたのに、いったい何が起こったのか、全く分からないままでした」と続けた。

医師はその後、ヒューイー君を専門医がいるグラスゴーのクイーン・エリザベス・ユニバーシティ病院(以下、QEUH)へ転送することを決意、両親は「もしかしたら約32キロ離れた次の病院までもたないかもしれない」と告げられたというが、ヒューイー君は小さな体で精いっぱいの頑張りをみせた。

QEUHで行われた検査では、ヒューイー君の血液が酸性に変わっていることや血液が固まらない状態になっていることが判明し、医師らはその原因を探るために約12時間をかけて手術を行った。

クリスティーンさんは医師に、もしかしたらヒューイー君は身体が麻痺してしまうかもしれないこと、心臓発作を起こし脳に障がいが残るかもしれないこと、肝臓と腎臓が損傷を受けて肺が虚脱し心筋に炎症が起きていることなどを伝えられたそうで、当時の心境を「まるで悪夢のようで、12時間が12年のように感じました」と述べている。

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