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【海外発!Breaking News】怪我をした犬、自ら動物保護団体に助けを乞う(南ア)

TechinsightJapan / 2022年2月17日 17時10分

【海外発!Breaking News】怪我をした犬、自ら動物保護団体に助けを乞う(南ア)

南アフリカ・ケープタウンの動物保護団体「Cape of Good Hope SPCA」に、怪我をした黒い犬が助けを求めるかのように現れた。自ら本能で助けを求めてきた犬の能力の高さを『IOL』『Newsweek』など多くのメディアが伝えている。

1月14日午後、動物保護団体「Cape of Good Hope SPCA」(以下、SPCA)で最高経営責任者モヨ・ンドクワナさん(Moyo Ndukwana)や検査官がその日の仕事を終えて事務所を閉めていたところ、黒い犬がふらりと現れた。どうやら怪我をしているようで、ンドクワナさんらはおやつの缶を持って近づき、リードをつけて保護した。“リオ(Rio)”と名付けられたこの雑種犬は、右首筋に噛み傷を負っていたため、すぐに治療を行い抗生物質を投与された。犬の本能なのか、動物保護の施設を探し出したリオの能力は、SPCAの職員らを大いに驚かせ、南アフリカのメディアだけでなくアメリカなどでも報道された。

リオの傷はすっかり回復したが、マイクロチップが埋め込まれていなかったため飼い主が分かっていない。そのため現在では、養子縁組を待つ敷地に移されて飼い主を待っている。今回リオの優れた能力に注目が集まっており、SPCAのSNSでもリオの人気は高まっているが、SPCAが懸念しているのはマイクロチップの重要性だ。

SPCAでは毎月100件以上の行方不明のペットの報告を受けている。SPCAが保護している飼い主不明のペットの90%は首輪やマイクロチップなど身元が分かるものがなく、飼い主と再会させることが非常に困難という。そのためSPCAは2月に「DontLoseYourLoveキャンペーン」を実施し、期間中は割引価格でペットにマイクロチップを装着することができると呼びかけている。その収益は、迷子のペットを飼い主と再会させるための支援に充てられるとのこと。2月5日のキャンペーン開始以来、30匹以上のペットがマイクロチップ装着に成功している。

画像は『Cape of Good Hope SPCA 2022年2月2日付Instagram「[NEWS] A dog arrived at the Cape of Good Hope SPCA」、2022年2月9日付Instagram「[RIO] Going live on Facebook in the next 5 - 10min,」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)

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