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【海外発!Breaking News】稀な病気で脚を切断した女性「新たな人生を歩むチャンス」とモデルとしてキャリアを築く(英)

TechinsightJapan / 2022年2月11日 7時0分

【海外発!Breaking News】稀な病気で脚を切断した女性「新たな人生を歩むチャンス」とモデルとしてキャリアを築く(英)

生まれつき線維性異形成症を抱えているイギリス在住の女性は、昨年4月に左脚を切断する手術を受けた。幼い頃から入院生活を送り耐え難い痛みと闘ってきた女性だったが、この手術をきっかけに夢だったモデルとして新たなキャリアをスタートしたという。『The Mirror』が伝えた。

英ロンドンのウェストドレートンに暮らすローラ・アームストロングさん(Laura Armstrong、35)は、生まれつき線維性異形成症という稀な疾患を抱えていた。この病は骨の中が繊維化してもろくなるため痛みが起こり、骨が変形したり歩けなくなることもあるそうだ。

長年激しい痛みに苦しんでいたローラさんは昨年4月、左脚の切断手術に踏み切った。そしてその手術をきっかけに夢だったモデルとしての活動をスタートしたという。

ローラさんは切断手術を受けるまでの苦悩をこのように明かしている。

「左脚の腓骨に線維性異形成症という珍しい骨の病気を患っていて、幼少期はグレート・オーモンド・ストリート小児病院(Great Ormond Street Hospital for Children)に入院していました。常にひどい痛みを伴っていましたが、2014年に線維腫症と診断されてからはさらに悪化して杖なしでは歩けなくなりました。この病気により進行が速い腫瘍が同じ部位に複数できてしまって、どちらの病気も非常に珍しいものだったのでとてもショックでした。これ以上痛みが強くならないよう、また腫瘍が大きくなるのを防ぐために化学療法を3回行いましたがうまくいかず、本当に失望しました。」

この辛い経験はローラさんの精神状態や日常生活に影響を及ぼし、医師から切断手術しか選択肢がないことを告げられたという。

「あの頃は痛みに対処するために毎日モルヒネを服用していました。でもそのままでは人生を送ることはできません。医師から切断を提案された時、私は新たな人生を歩むチャンスだと思い迷わず同意しました。」



そんなローラさんは、その後の新たなキャリアとして夢だったモデルに挑戦することにしたそうだ。

「ずっと前から多様な障がい者モデルを起用している『Zebedee Management』に応募したいと思っていました。でも私は求められているタイプではないと思っていたんです。おかしな話ですが、杖を使っていた頃は自分は障がい者ではないと思っていたので応募するのをためらっていました。そして昨年、手術を受ける前に思い切って応募してみたらすぐに採用してもらえました。」

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