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【海外発!Breaking News】配達先で異変を感じ取った配達員 会社のルールに違反しながらも高齢者の命を救う(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2022年2月18日 7時0分

【海外発!Breaking News】配達先で異変を感じ取った配達員 会社のルールに違反しながらも高齢者の命を救う(米)<動画あり>

今月初め、アメリカの食糧配達会社の女性配達員が1件の配達先について涙ながらに語った動画を投稿し大きな話題を呼んでいる。会社のルールとして“家の中には入ってはいけない”と決められていたが、配達先に着いた女性は胸騒ぎを覚え、後ろめたさを感じながらも家の中まで荷物を運び入れることにした。その結果ガス漏れしていることが判明し、住人である高齢者の命を救うことになった。ルールを破りながらも決断した女性の行動には、「この世界にはまだこんなにも素晴らしい人がいるんだ」など称賛の声が届いていると『TODAY』などが伝えた。

米ジョージア州在住で食料品の即日配達サービスを運営する米国の会社「インスタカート(Instacart)」の配達員として働くジェシカ・ヒッグスさん(Jessica Higgs)はある日、いつも通り1件の配達依頼を受けた。依頼主は離れて暮らす高齢の父親のために食料品をインスタカートで購入し、父親の家へ配達を依頼した。

依頼には配達方法の詳細も記載されており、「玄関の前に置いてください」という指示だった。これまでにも玄関前に荷物を置き呼び鈴を鳴らして受取人と会う前に立ち去る方法で配達を行ってきたが、今回配達先に到着したジェシカさんは「なんとなく『この男性を助けなければ』と思ったのです」と胸騒ぎを感じたという。

目に見えて何か危険があったわけではなく「直感だった」と話すジェシカさんだったが、インスタカートは会社として「配達先の自宅内に入ってはいけない」というルールを設けている。男性を助けるためには会社のルールと依頼主の指示を無視し、部屋へ入って男性と対面しなければならなかった。

ルール違反に加え、配達員とは言え他人の家に入り込むのは気持ちの良いことではないと感じ良心と葛藤したジェシカさんだったが、意を決して部屋の中まで荷物を運び入れることにした。ドアを開けた住人の男性は明らかに体調が悪そうで、ジェシカさんは「荷物を中に運び入れましょうか?」と許可を得てから部屋の中に入ってキッチンまで荷物を運んだ。さらにジェシカさんは部屋に入るとすぐに眩暈を感じたと言い、部屋の中にプロパンガスのタンクがあることに気がついた。

その後、自分の車に戻ってきたジェシカさんは配達がまだ残っていたが「このままにしておくことはできない」と感じ、依頼主に「男性は体調が悪そうでした。もしかしたらガス漏れを起こしているかもしれないです」という旨のメッセージを送った。すると依頼主から「息子に確認させます」と返信があり、メッセージのやり取りはこれで終わった。

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