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【海外発!Breaking News】点検中でパイプが途切れたウォータースライダーで8歳男児、15m下に転落し死亡(ブラジル)

TechinsightJapan / 2022年2月20日 4時0分

【海外発!Breaking News】点検中でパイプが途切れたウォータースライダーで8歳男児、15m下に転落し死亡(ブラジル)

ブラジル中部ゴイアス州カルダス・ノバスにあるウォーターパークで今月13日、8歳男児が点検中のウォータースライダーを滑り、約15メートル下に転落して死亡した。スライダーはパイプ型でパーツの一部が取り外されていたが、男児は気付かずに滑り降りたようだ。

事故が起きたのはウォーターパーク「diRoma Acqua Park」にある長いパイプ型滑り台“ボルケーノ(Volcano)”で、メンテナンス作業のため4つのスライダーのうち3つでパイプが途中で取り外された状態だった。

亡くなったデヴィ・ルーカス・デ・ミランダ君(Davi Lucas de Miranda、8)は、父親が目を離したすきに1人で滑り降り、パイプが外された個所から転落して事故に遭った。

デヴィ君の父親は「息子はウォーターパークにずっと行きたがっていました。『翌日にしないか』と提案しましたが『短い時間でも構わない』と言うので、1歳の弟をベビーカーに乗せて連れて行ったのです」と明かし、このように続けた。

「事故が起きる直前、私は下の子を連れてトイレに行ったのです。そして私が目を離したほんの少しの間に1人でウォータースライダーに行き、滑り降りたのです。」

「息子はこれまで何度もあのウォータースライダーを滑ったことがあり、事故は本当にあっという間に起きたのです。」

『G1』などが伝えたところによると、ウォータースライダーの周辺はフェンスで囲いがされていたものの、滑り台の入り口は立ち入り禁止のテープが1本張られていただけだったという。また入り口からはパイプの先が途切れているのが見えない状態だったそうで、デヴィ君は点検中であることに気付かないまま滑り出し、約15メートル下に転落してしまったようだ。そしてスライダーを支える木と金属でできた土台部分に叩きつけられると、約70センチの深さのプールの中に転げ落ちた。



事故直後のデヴィ君はまだ息があり、ヘリコプターでゴイアス州ゴイアニアの総合病院に搬送されたが、心停止を起こしその日のうちに死亡が確認された。

デヴィ君は翌日には埋葬されており、母ジャクリーヌ・ローザさん(Jaqueline Rosa)は「息子は未来ある勤勉な素晴らしい子でした。あの子はただ遊びたかっただけなのに、帰宅することはありませんでした。本当に残念でなりません」と涙ながらに語っている。

なお家族は「パーク側に重大な過失があった」として訴えを起こす構えで、警察が捜査に乗り出している。



ちなみに昨年10月にはカザフスタン共和国で、33歳の女性が高さ約25メートルのホテルの屋上からロープジャンピングに挑戦し、頭を強打して死亡した。目撃者によると、命綱であるロープが緩んでいたという。

画像は『Fox3 Now 2022年2月16日付「Eight-year-old Davi Lucas de Miranda killed after falling off water slide」』『G1 2022年2月14日付「Mãe de criança que morreu em parque aquático em Caldas Novas cobra mais segurança: ‘Como não tinha ninguém lá?’」(Foto: Redes sociais)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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