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【海外発!Breaking News】鼻腔がんで鼻を失った女性「顔を洗うたびに激痛だった」(カナダ)

TechinsightJapan / 2022年2月23日 6時0分

【海外発!Breaking News】鼻腔がんで鼻を失った女性「顔を洗うたびに激痛だった」(カナダ)

カナダ在住のある女性が鼻腔がんのため鼻の切除手術を受けた。顔を洗ったり服を着る時に鼻に触れると時折痛みを感じることがあったそうだが、時が経つにつれて耐えられないほどの激痛が走るようになったという。詳しい検査の結果、鼻孔にがん性の腫瘍があることが発覚した女性は放射線治療を受けるも効果は現れず、医師からは鼻を切除するしか選択肢はないと告げられた。『Metro』『The Sun』などが伝えている。

カナダのハンツビルに住むトリッシュ・ホーリーさん(Trish Hawley、42)は2020年7月、鼻腔がんのため鼻の切除手術を受けた。

最初に異変を感じたのは2019年夏のことで、顔を洗ったり服を着る時に鼻に触れると痛みを感じるようになり、その後も痛みは増すばかりだったという。

トリッシュさんはがんが発覚するまでの経緯をこう振り返った。

「9月に医師に診てもらった時には鼻が乾燥しているからだと言われ、大したことないと思っていました。でも月日がたつにつれて痛みが強くなり、抗生物質を服用したり他の治療を受けましたが効果はありませんでした。クリスマスに夫ブライアン(Brian)とハリファックスにある義母の家を訪ねた時に愛犬が私の鼻に飛び上がってきて。もう涙が出るほど痛くて耐えられず、早めに帰ることにしたんです。」

「その頃には鼻の中に何かできているのが見えて、少しずつ大きくなっているようでした。2020年1月になってから耳鼻科専門医の診察を受けることになり、副鼻腔のスキャン検査では特に異常はありませんでしたが、鼻孔にしこりのようなものができているのが分かりました。医師によると石灰化した嚢胞か血栓だろうとのことで、2月に切除手術の予約をしました。簡単な手術の予定でしたが、当日になってそれが腫瘍だと分かって生体検査をした結果、がんであることが判明したのです。」

その後、腫瘍を小さくするために放射線治療を開始したトリッシュさん。6週間にわたる治療を終えたのは2020年4月のことだったが、その効果を確認できるまではさらに3か月待たなければならなかった。しかし治療後2週間ほどで再び鼻に痛みを感じるようになってしまったという。



「最初のうちは様子を見ていたのですが、6月下旬に詳しい検査を受けることになりました。その結果、放射線治療は効いておらず腫瘍が急速に成長していることが分かったのです。私にはもう鼻を切除するという選択肢しか残されていませんでした。私は外見のことはあまり気にしませんが、鼻がなくなってしまうことで自分のアイデンティティはどうなってしまうのだろうという葛藤がありました。ただその時はとても痛かったので、腫瘍に消えてほしいと思っていました。」

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