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【海外発!Breaking News】1万分の1の確率で誕生 緑色の子犬に専門家も「出会ったことがない」と驚き(カナダ)<動画あり>

TechinsightJapan / 2022年2月26日 5時0分

【海外発!Breaking News】1万分の1の確率で誕生 緑色の子犬に専門家も「出会ったことがない」と驚き(カナダ)<動画あり>

先月27日、1匹の犬が緑色の子犬を生んだというニュースがカナダより届いた。胎内で胆汁に含まれる色素と接触したことが原因とされるこの現象は、専門家によると1万分の1という低い確率であると予測されている。他の7匹のきょうだい犬は通常の色をしており、珍しい緑色の子犬には「本当にキレイな色」といった驚きの声が届いている。『Global News』などが伝えた。

珍しい緑色の子犬を生んだのは、カナダ南東部ノバスコシア州在住のトレバー・モーシァーさん(Trevor Mosher)とオードラ・リースさん(Audra Rhys)が飼っているヴァレー・ブルドッグの“フレイヤ(Freya、3)”だ。

フレイヤは事前に超音波検査で、お腹の中に7匹の赤ちゃんがいることが分かっていた。出産日となった先月27日、お産は順調に進み20~25分間隔で1匹ずつ生まれてきた。

出産を終えてトレバーさんたちに体を洗ってもらったフレイヤが一休みしようと子犬たちの近くに腰を下ろした時、なんと再び陣痛が始まったのだ。赤ちゃんは7匹と思っていたトレバーさんたちは、驚きながらも生まれてきた子犬を取り上げた。

他の子犬たちは半透明の膜に包まれて誕生したが、最後に生まれた子犬だけは黒い膜に包まれていた。トレバーさんらはこれまでの子犬たちと比べてあまりにも様子が違うため、この子犬は死産ではないかと思っていたという。

それでも念のため黒い膜を剥がして子犬の体を拭くと、子犬は動き出して元気な声をあげた。その様子に安堵したトレバーさんだったが、子犬の体を乾かしていくうちに他の子犬とは違う点に気付いた。

「子犬の体を乾かし始めると体が緑色で、『何かおかしい』と感じました。そしてグーグルで『子犬が緑、何が起きている?』と調べてみると、どうやらこれは非常に珍しい事例で、世界でも何度か確認されているようでした。」



トレバーさんの言う通り緑色の子犬が生まれるのは非常に稀で、色素の薄い子犬が胆汁に含まれる緑色の色素「ビリベルジン」と接触することで起こると考えられており、緑色は成長とともに薄れていくという。

アトランティック獣医大学で教鞭を執るブロンウィン・クレーン博士(Bronwyn Crane)は「正確な数値は分かりませんが、1万分の1以下の確率ではないかと思います。私自身は過去に緑色の子犬と出会ったことがありません」とコメントしている。

緑色の子犬が誕生する確率は極めて低いようだが、2020年10月にはイタリアでラブラドール・レトリバーから緑色の子犬が誕生したこともあった。

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