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【海外発!Breaking News】あわや大惨事 48階建てビルで強風に煽られたゴンドラ、作業員を乗せたまま大きく宙を舞う(マレーシア)<動画あり>

TechinsightJapan / 2022年3月4日 5時0分

【海外発!Breaking News】あわや大惨事 48階建てビルで強風に煽られたゴンドラ、作業員を乗せたまま大きく宙を舞う(マレーシア)<動画あり>

このほど高所恐怖症の人々を恐怖で震え上がらせるような映像がマレーシアより届いた。作業員を乗せた高所作業用のゴンドラが強風に煽られ、まるで振り子のように大きく宙に揺られたのだ。ゴンドラは何度か窓ガラスに衝突した後に静止し、脱出した作業員たちに怪我はなかったという。『WORLD OF BUZZ』『SAYS』などが伝えた。

マレーシアのクアラルンプールにある地上48階建て高層ビル「TS Law Tower」で先月22日、高所作業用のゴンドラが強風に煽られて大きく傾いた。まるで振り子のように左右に大きく揺れるゴンドラの中には振り落とされまいと必死にしがみつく作業員2人の姿があり、その緊迫の様子が地上より撮影された。

この日、急激な天候の変化で大雨に見舞われた現場では、2人の作業員がビルの屋外で高所作業にあたっていた。映像の右下に映る旗が激しくはためく様子から、かなり強い風が吹いていたことが分かる。

ビルの上部からロープで吊られた細長い長方形のゴンドラには、手すりと床の間に1本の柵があるだけのようだ。このゴンドラに左右均等に2人の作業員がおり、必死に手すりにつかまっている姿をカメラが捉えている。

強風に煽られたゴンドラはくるくると回転してビルから大きく離れると、そのままゆっくりとビルの窓ガラスや梁へと衝突し、今度はビルの右側に大きく振り子のように振られていく。

そしてより遠く離れたゴンドラは、今度はまるで鐘をつくようにまっすぐと窓に突っ込んでいき、窓ガラスを粉々にした。この時、激しく揺れるゴンドラを支えていたのは数本のロープのみで、地上の人々は固唾を呑んで作業員の安否を見守っている。

するとゴンドラはビルの左側へと大きく揺られ、ビルのやや低層部分の壁にぶつかってようやく止まった。

幸いにもゴンドラが止まった位置からこの低層部の屋上は手が届く位置にあり、作業員らは手を伸ばして順に脱出していった。彼らに怪我はなかったという。

なお同日午後3時56分、緊急通報番号「999」より事故の連絡を受けたクアラルンプール消防救助局オペレーションセンターのジュナイン・バハウ司令官(Junain Bahau)はすぐに4名の消防隊員を派遣したが「彼らの出番はありませんでした」と述べ、このように説明している。

「建設現場の代表者から通報を受けて隊員たちが現場に到着した時には、ゴンドラの中の要救助者たちはすでに自分たちでなんとか脱出していました。」

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