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【海外発!Breaking News】全身タイツで教室に現れた教師 「不適切」と保護者から非難殺到(スコットランド)

TechinsightJapan / 2022年3月10日 5時0分

【海外発!Breaking News】全身タイツで教室に現れた教師 「不適切」と保護者から非難殺到(スコットランド)

ユーモアのある先生は子どもたちに人気だが、面白さの線引きは判断が難しいこともある。このほど中学校の男性教師が、スパイダーマンのコスプレとして真っ赤な全身タイツを着て教室に現れ物議を醸している。これは昼食時のイベントのために行われたものだったが、体のラインがはっきりとわかるような格好には「不適切だ」「子どもがショックを受けている」など保護者から苦情が殺到してしまった。『Metro』などが伝えている。

スコットランドのウェスト・ロージアン、ブロックスバーンにある中学校「Broxburn Academy」で今月3日、英語教師のマーティン・タンストールさん(Martyn Tunstall)が真っ赤な全身タイツを着用して生徒の前に登場した姿が撮影された。

これは昼食の時間に行われた、毎年3月の第1木曜日に開催されている“ワールドブックデー(World Book Day)”のイベントのために行われたものだという。ワールドブックデーは若い世代に読書の楽しさを伝え、本を所有し読む機会を提供することを目的としている。

マーティンさんはサプライズで生徒たちを驚かせるために「スパイダーマンの仮装をした」と主張しているが、実際に着ていたのは赤いだけのタイツで、スパイダーマンらしい目の模様やクモの巣を彷彿とさせる黒い線ですら1本も描かれていなかった。

体のラインがはっきりと出る全身タイツを着たマーティンさんの姿は、その場にいた生徒らによって撮影されたもようだ。最初は顔までタイツで覆った姿で教室内を歩いていたが、途中からは顔だけを出してマーティンさんが生徒たちに話しをする姿も写っていた。生徒らが家に帰って親にその写真を見せると、多くの保護者がショックを受けたようで学校には苦情が殺到した。

マーティンさんの写真が生徒の親戚によってTwitterにシェアされると、4000件以上の「いいね」を集めたという。この投稿はすでに削除されているが、「なぜこの姿がワールドブックデーの適切なコスチュームだと誰が思えるのだろう」「これが教師として許される格好だと思ったのかね?」とマーティンさんの行動に嫌悪を示すコメントや、「怖がっていた子もいたし、不快感以上のものがあった子もいましたよ」「私の娘もショックを受けていました」など保護者からの苦情の声も届いていた。

こうした事態を受けウェスト・ロージアン評議会は今月7日、同校で内部調査を行っている旨を公表した。しかしマーティンさんの処分については明かされておらず、現在も学校で生徒たちに授業を行っているのかどうかは分かっていない。学校側はコメントを拒否しているという。

マーティンさんは生徒たちに楽しんでもらおうとユーモアを込めてサプライズを考えたようだが、結果は想像とは180度違うものになってしまった。一方で過去には、奇抜なボディスーツで「人体の構造」を教えた小学校教師のアイデアが話題になったこともある。マーティンさんのケースと紙一重の違いにも感じるが、学びに関することだったことから称賛されていた。

画像は『Metro 2022年3月7日付「Teacher’s morph suit left nothing to the imagination on World Book Day」(Picture: Twitter/Deadline News)(Picture: Facebook/Deadline News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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