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【海外発!Breaking News】中国東方航空5735便の落下映像に「機械的な問題の可能性」と専門家<動画あり>

TechinsightJapan / 2022年3月22日 16時40分

【海外発!Breaking News】中国東方航空5735便の落下映像に「機械的な問題の可能性」と専門家<動画あり>

中国で中国東方航空の旅客機が山間部に墜落し、乗客の安否が心配されている。同機は高度約9000メートルの高さから急降下し墜落したものとみられているが、現場近くに設置されていた監視カメラには同機がほぼ垂直に落下していく様子が捉えられていた。『New York Post』『The Sun』などが伝えている。

21日午後2時38分、中国・広西チワン族自治区梧州市の山中に中国東方航空のMU5735便が墜落して炎上し、現場は火の海に包まれた。同機は雲南省昆明から広東省広州へ向かう予定だったボーイング737型機で、乗客123人と乗務員9人が搭乗していた。

『New York Post』によると、同機は約3万フィート(約9000メートル)の高度で巡航していたが、突然垂直に落下し始めて人里離れた山中に墜落、現場はNASAの衛星画像で確認できるほど大きな山火事を引き起こしたという。

飛行中の民間航空機の現在位置をリアルタイムで表示するウェブサイト「フライトレーダー24(Flightradar24)」によると、同機は2万9100フィート(約8870メートル)の高さから一気に高度9075フィート(約2770メートル)まで急降下したという。その間わずか2分ほどだったそうだ。

事故後、中国民用航空局(CAAC)が「我々は緊急メカニズムを発動し救助隊を現場に送りました」と声明を出しているが、『New York Post』では「事故から12時間以上経過しているが中国政府からは搭乗者132人の状況についての公式発表はなく、生存者がいるかも不明である」と伝えている。



この凄惨な事故の瞬間を地元の鉱山会社の監視カメラが捉えており、映像には同機が垂直に急降下し山中に墜落する様子が捉えられていた。この映像が中国のSNSに拡散されて多くの人が目にすることとなったが、映像を見た専門家によると「同機がほぼ垂直状態で落下するのは、機械的な故障の可能性が高い」と話しているという。

また航空専門家のアーサー・ロウ氏(Arthur Rowe)も、このように憶測を立てている。

「この事故は、高度で失速したことによる航空機の制御不能が原因である可能性が高いようです。原因は複数考えられますが、特に尾翼のラダー(方向舵)が損傷したり、動作しなかったなどの原因があったと思われます。また自動操縦の設定が妥当ではなかった可能性も否めません。」

墜落の原因については22日現在も詳しいことは分かっていないが、捜査当局ではテロ行為や技術的な問題に加え、空中衝突なども視野に入れて墜落の原因を追求していく予定とのことだ。



画像は『New York Post 2022年3月21日付「Footage shows moment China Eastern Boeing 737 nosedives before fiery crash」(Newsflare)(Twitter)(Twitter / @CGTNOfficial)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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