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【エンタがビタミン♪】松本人志、ダウンタウンを“侮辱芸”と例えて葛藤を吐露 「第三者が怒る世の中になってきた」

TechinsightJapan / 2022年3月30日 14時30分

【エンタがビタミン♪】松本人志、ダウンタウンを“侮辱芸”と例えて葛藤を吐露 「第三者が怒る世の中になってきた」

ダウンタウンと言えば過激なコントで人気を博す一方、冠番組が日本PTA全国協議会調査による「子どもに見せたくない番組」に入る時代もあった。ここのところコンプライアンスが厳しくなり、お笑い界にとって悩ましい状況が続いている。3月27日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で侮辱罪の話題になると、松本人志がダウンタウンの“お笑い”について語りながら心の葛藤を明かす一幕があった。

大阪府議会がネット上の誹謗中傷防止条例を4月1日から施行するというニュースを巡り、政府による侮辱罪の厳罰化が話題になった時のことだ。難しい顔で「どこからどこまでが、何が侮辱なのかとなれば、怖いところがある」とこぼした松本人志。「ダウンタウンなんて侮辱芸じゃないですか」と評して笑いを誘いながら「人を侮辱して養分を吸い取ってきた」と振り返った。たとえば『ダウンタウンのごっつええ感じ』(1997年11月終了)のコントで女性タレントに抱きついたり、頭を叩いたりしたこともある。『水曜日のダウンタウン』(TBS系)などはコンプライアンスギリギリで頑張っている感じだ。

司会の東野幸治はSNS上で誹謗中傷する侮辱とは違い、お笑い芸人が仕事でいじるのだから相手の受け止め方によるのではないかと補足するが、「相手も笑うしお客さんも笑う。でも難しいところですね…」と思案したところ松本が「そうなんですよ。第三者が怒る世の中になってきた」と踏み込んだ。相手が笑ったとしてもSNS上で「松本に言われたら笑うしかなかったんやろう」などと難癖をつけられるそうで、「そんなこと言われたら、なんもできない」と訴えた。

同じように感じている芸人は他にもいる。兄弟コンビ・中川家は25日放送のラジオ番組『中川家 ザ・ラジオショー』(ニッポン放送)で、他の芸人に「アホか!」などとツッコむ時は「言ってもいいかどうか一旦考えなければならなくなった」と苦悩を明かしており、「芸人はサーカスのテントの中のように特殊な世界にいるはずだが、一般常識を守ろうとして穏やかな世界になってきてる」と危機感を覚えていた。

松本人志は昨今の風潮に違和感を持っているため、バラエティ番組などでどこまで攻めるか悩むらしい。収録を終えてディレクターに「あそこカットしといて」と言おうか、言うまいか迷った末に「日和ってる芸人と思われたくないから」とあらがうそうだ。「あそこ使ってOKですか?」と確認されてゴーサインを出したところ、後で「やっぱり炎上したか」と世間の風当たりを感じることもあるという。それには東野幸治も「それ本当にありますよね」とうなずいていた。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)

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