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【海外発!Breaking News】チャイルドシートのベルトがきつすぎて亡くなった男児、母親を重罪で起訴(米)

TechinsightJapan / 2022年4月2日 4時0分

【海外発!Breaking News】チャイルドシートのベルトがきつすぎて亡くなった男児、母親を重罪で起訴(米)

このほどアメリカで、チャイルドシートのベルトがきつすぎたことで息子を死なせてしまった母親の裁判が行われた。地元のテレビ局が入手した裁判記録によると、母親は「ベルトの調節方法が分からなかった」と供述したという。『WANE 15』『Newsweek』などが伝えている。

米インディアナ州アレン郡フォートウェインに住むメーガン・フォード(Megan Ford、35)が現地時間3月25日、幼い息子を死なせたことで起訴された。メーガンはチャイルドシートのベルトを緩めることができずに息子を死に追いやってしまったという。

2021年5月26日の午前11時14分頃のこと、メーガンは息子のカイ君(Kai、年齢非公表)を車のチャイルドシートに乗せて母親の家に向かっていた。しかし出発から12~15分ほど経った頃、カイ君がぐったりしていることに気づいた。

地元のCBS系列のテレビ局『WANE-TV』が入手した裁判記録によるとメーガンは当初、カイ君は眠っているだけと思ったという。だが様子がおかしいことに気づいて救急隊に連絡、到着した救急隊がカイ君を確認したところ鼻と口から出血して顔が青ざめていたそうだ。

救急隊によりカイ君には救命措置が取られたが、搬送先の病院で死亡が確認された。司法解剖でカイ君は「胸部および腹部圧迫による機械的窒息によって死亡した可能性が高い」とみられており、鼻と口からの出血は窒息による圧力が原因と推測されている。

またカイ君の腹部には痣が残っており、チャイルドシートのバックルの位置と完全に一致していた。他にも肋骨が5本も骨折しており、司法解剖に関わったケント・ハーシュバーガー医師(Dr. Kent Harshbarger)は「心肺蘇生法に起因する骨折とは考えにくいが、その可能性を完全に排除することはできない」と述べた。

メーガンの供述によると、カイ君が生まれた時の体重は4ポンド14オンス(2211グラム)で、死亡する2日前の健康診断では8ポンド2オンス(3685グラム)だったという。そして健康診断で車で病院へ連れていく際、彼女は産後カイ君を初めて家に連れてきた時と同じチャイルドシートを使っていたが、そのベルトが少し大きくなったカイ君にはきつくなっていることに気づいていたそうだ。

またカイ君の父親であるクエンティン・ホスキンズさん(Quentin Hoskins)はアレン郡保安官事務所での事情聴取で、カイ君が亡くなる数日前に「チャイルドシートのベルトの調整についてメーガンと話し合っていた」と供述している。

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