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【海外発!Breaking News】4歳男児を乗せたフリーフォール、安全バーが上がったまま上昇 スタッフの確認不足か(豪)

TechinsightJapan / 2022年4月20日 23時30分

【海外発!Breaking News】4歳男児を乗せたフリーフォール、安全バーが上がったまま上昇 スタッフの確認不足か(豪)

豪シドニーにて毎年イースターの時期に開催される「シドニー・ロイヤル・イースター・ショー(Sydney Royal Easter Show)」で10日、4歳男児の安全バーが上がったままフリーフォールが上昇する事故が起きた。事態に気付いた周囲の叫び声でスタッフが緊急停止ボタンを押したため、男児は宙に投げ出されることなく無事救出されたという。『7NEWS』『Metro』などが伝えている。

イエス・キリストの復活を祝う祝日「イースター(復活祭)」に毎年行われている「シドニー・ロイヤル・イースター・ショー」が、今年も4月8日~19日に「シドニー・オリンピック公園(Sydney Olympic Park)」で開催された。アトラクションブースでは子供から大人まで楽しめる各種ライドが設置されていたが10日、子供向けの5人乗りフリーフォールで1人の子の安全バーが下がっていないまま上昇し、危うく大惨事となる場面があった。

見物客によって撮影された写真には、5人乗りのフリーフォールに4人が乗っているのが確認できる。そのうち3人の安全バーはきっちりと下がっているものの、向かって右側に座るトリスタン・カーティス君(Tristan Curtis、4)のバーは完全に上がったままだった。

目撃者らによると、オペレーターの女性はトリスタン君の安全バーが上がったままの状態に気付かずフリーフォールをスタートさせ、見物客らの叫び声で事故に気付いたという。

恐怖に駆られつつ観衆と共に見守るしかなかった母親のスカイ・カーティスさん(Sky Curtis)は、事故発生時の様子をこのように振り返る。

「オペレーターの女性は(叫び声に気付き)ライドを緊急停止させましたが、操作室から出てこようとせず、その場にいた子連れの背の高い父親が息子を降ろしてくれました。」

「私も夫も、息子のいる位置まで背が届かなかったんです。」

「スタッフは単純に息子の安全バーを下ろし忘れ、確認もしませんでした。」

トリスタン君は自閉症を抱えており、今回の事故で受けたショックや恐怖は母親のスカイさんにも確認できないという。またフリーフォールは緊急停止ボタンによって地上数メートルの位置で停止したものの、救出までの間に転落などの危険性もあったようで、スカイさんはこう明かしている。

「(自閉症児の)トリスタンの行動は衝動的です。息子が次に何をするのか分からないし、その場に留まるということは本当に難しいことなんです。」

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