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【海外発!Breaking News】「もう飼えないんだ」動物保護施設に犬を託したホームレスの少年、後日再会を果たす(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2022年4月27日 6時0分

【海外発!Breaking News】「もう飼えないんだ」動物保護施設に犬を託したホームレスの少年、後日再会を果たす(米)<動画あり>

このほどアメリカで、世話ができなくなった犬を動物保護施設に託すことにしたホームレスの少年がいた。少年と犬は橋の下で一緒に暮らしていたが、犬のためにも少年は泣く泣く手放す決断をしたようだ。『WFLA News Channel 8』『WREG News Channel 3』などが伝えている。

米ミシシッピ州にあるセナトビア市とテイト郡によって運営されている非営利動物保護施設「セナトビア・テイト郡アニマルシェルター」に現地時間5日、17歳の少年が生後4か月の雌の子犬を連れてやって来た。子犬はロットワイラーとジャーマンシェパードのミックスとみられ、少年は子犬に“ジェイダ(Jada)”と名前をつけて可愛がっていた。

少年が犬を同施設に託すことにしたのは、ある理由からだった。実は少年はホームレスで、橋の下にテントを張ってジェイダと暮らしていたという。そんなジェイダを養うために少年はある日、仕事を探そうと出かけた。ところがテントに残っていたジェイダは脱走してしまい、この時に少年はジェイダのためにテントを離れることができないと実感したようだ。

そのうち少年はテントを失いジェイダに餌を与える余裕もなくなったため、苦渋の決断で同施設に連れて来たとのことだ。当時、少年の対応をした同施設のディレクターであるクリス・ロビンソンさん(Kris Robinson)はメディアのインタビューに応じ、このように振り返っている。

「少年はここにやって来て『犬を世話してもらっていいですか?』と尋ねてきたんです。私は『もうここは(動物で)いっぱいなのよ』と断ろうとしたんですが、彼は『もうこの子の面倒が見れないんだ。僕は橋の下に住んでいるから…』って言ったんです。私は胸が張り裂けそうになりました。」



クリスさんは新たに犬を収容するスペースがなかったにもかかわらず、最終的にジェイダを受け入れることにしたという。クリスさんは少年とジェイダとの出会いについてFacebookにこう綴っている。

「今日、飼い主がドッグフードの入ったビニール袋と毛布を持って犬を施設に託しにやって来ました。この犬は飼い主が去った後に、ここ(エントランス)に横たわってしまいました。この子はショックだったんでしょう。私は犬を置いていった飼い主に怒りを向けることはできませんでした。」

「彼は17歳でテイト郡のどこかの橋の下に住んでいると言っていました。彼はお金がないために犬を連れてここまで歩いて来て『もう飼えないから引き取って欲しい』と頼んできたのです。生後4か月ほどの犬は彼がここにいる間ずっと彼の足元に寄り添い続けていました。うちはもう収容する場所がないのですが、この子を引き取らずにはいられませんでした。」

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