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【海外発!Breaking News】「来るんだ、チャーリー!」炎が迫る中、救助者の呼びかけに2階からジャンプした犬(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2022年4月30日 23時30分

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このほどアメリカで、燃え盛る住居の2階に今にも炎に飲み込まれそうな犬がいた。犬は地上にいる救助者の呼びかけで、窓から決死のジャンプをして命を取り止めたという。『New York Post』『FOX News』などが伝えている。

米ペンシルベニア州バークス郡フリートウッドのある住居で現地時間27日午前8時頃、地元の消防署に火災が発生していると通報があった。同時刻にたまたま現場近くを車で走行していた映像作家のジャスティン・スタインメッツさん(Justin Steinmetz、40)は火事に気づき、車を降りて持っていたビデオカメラで撮影しながら現場に向かうと、2人の男性が犬を救おうとしていたという。

ジャスティンさんの動画には2階の窓から顔を出して悲痛な鳴き声をあげている犬が捉えられており、今にも炎に飲み込まれそうになっている。犬は火災が起きた住居で飼われている“チャーリー(Charlie)”という雄の犬で、チャーリーは煙を吸い込んでしまったせいか口から白い煙を吐きながら鳴いていた。

その下には近所に住む男性2人がチャーリーを救おうと必死になっていた。男性はチャーリーに向かって「来るんだ! チャーリー! こっちに来い」と叫び、両手を広げてチャーリーを受け止める準備をしている。動画を撮影しているジャスティンさんも思わず「こっちにおいで、相棒!」と声をかけていた。

チャーリーは当初、窓から飛び降りることを躊躇していたが、そのうち炎が背中に燃え移ってしまったため、悲痛な鳴き声をあげながら意を決して地上にいる男性のもとへと窓からジャンプした。男性はうまく受け止められなかったものの地面に着地したチャーリーは焼け焦げた背中を芝生に擦り付けた後、興奮気味に辺りを駆け回っていた。



火災は消防隊が到着してから30分ほどで鎮火し、この住居で暮らす家族全員が無事だったという。また一家はチャーリーのほかに1頭の犬と2匹の猫を飼っていたが、もう1頭の犬はすでに安全な場所に避難しており、猫の1匹は飼い主の腕に抱かれていたものの、もう1匹は行方が分かっていなかったそうだ。



しかし翌28日、火災に遭った一家を支援しているクリスティン・サンタジェロさん(Kristin Santangelo)がチャーリーを含む犬や猫の写真を投稿し、行方が分からなくなっていた猫も無事に救出されたことをFacebookで報告している。また背中に火傷を負ったチャーリーは動物病院で治療を受け、回復しつつあるとのことだ。



画像は『New York Post 2022年4月29日付「Dog leaps from window to escape burning home in heart-stopping video: ‘Come on, Charlie!’」(Justin Steinmetz via Storyful)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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