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【海外発!Breaking News】母と庭先に現れた珍しい4つ子のクマ、1年後揃って戻り「まさか!」と驚愕(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2022年5月4日 21時0分

こうしてカレンさんは餌台に粒餌をばらまくのを止め、カルヴィンさんは近くに住むアシスタント・パークマネージャーと相談し、厄介者のクマにペイントボールガン(Paintball Gun、以下PG)を使用することにした。PGとはクマ対策として公園内で使われているがん具銃で、ゼラチンカプセルに水溶性のインクが入ったペイント弾を凍らせ、クマに向けて発射する。



カルヴィンさんは「人を恐れないクマは秋の狩猟の時期になると人間に簡単に殺されてしまうのです。PGでクマが傷つくことはありませんが、痛みを感じさせることでクマに行いを改めさせることができるのです」と述べ、「あのクマの親子にはPGを2回使いました。するとその年、親子が戻ってくることはなかったのです」と明かした。

そして迎えた今春のこと、野鳥用の餌台に粒餌を撒き終えたカレンさんは、ポーチに座っていて自身の目を疑った。なんと、あのクマの親子が庭先にやってきたのだ。しかも子グマは母グマと大きさがほとんど変わらず、1頭も欠けることなくたくましく成長していた。

「最近やってきた近所の住人がクマに餌をやっているという噂を聞いていたのですが、まさかと思いました」とカレンさん。すぐそばにいたカルヴィンさんは、カレンさんが写真を撮り終えるのを待つと、PGを構えて大声をあげた。

カレンさんは当時のことを「クマたちはカルヴィンが叫んでも微動たりともしませんでした。それを見たカルヴィンはPGでクマを撃ち始めましたが、クマはそれほど遠くに行かないうちに3度も戻ってきたのです」と溜息をつき、こんな感想を述べた。

「母グマは子グマよりも警戒してはいましたが、クマが人間に慣れ過ぎてしまうのは非常に懸念すべきこと。何よりもあのクマたちの将来に関わることですから心配です。」

「ただ小さかった子グマがあんなに大きくなった姿を見ることができたのは嬉しかったですね。4頭揃って1年を生き抜いたのですから、母グマはいい仕事をしましたよ!」



ちなみに4つ子が巣立つのは時間の問題だそうで、写真を提供してくれたカレンさんは「5頭が揃ってやってくるのはこれが最後かもしれませんね」と感慨深そうに語った。



画像、動画はカレン・ポストさん提供
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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