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【海外発!Breaking News】スタート直後に靴が脱げてしまった7歳少女、履きに戻るも諦めずに走り1着でゴール(米)<動画あり>

TechinsightJapan / 2022年5月18日 6時0分

【海外発!Breaking News】スタート直後に靴が脱げてしまった7歳少女、履きに戻るも諦めずに走り1着でゴール(米)<動画あり>

今月7日、アメリカで行われた徒競走で7歳少女が目を見張る走りを見せて話題を呼んでいる。スタート直後に少女は片方の靴が脱げてしまい、それを拾って履き直すというタイムロスをしてしまった。誰もがここから追い上げるのは絶望的と思うなか、少女は諦めることなく前を向いて走り、どんどん相手を追い抜いて1着でゴールしたのだ。少女の素晴らしい走りを捉えた動画はネット上で拡散され、注目を浴びている。『New York Post』などが伝えた。

米ネブラスカ州オマハにあるノースウェスト高校で今月7日、陸上選抜大会が開催された。5~18歳を対象とした陸上競技クラブ「Apollo Track Club of Omaha」に2年間所属しているタラヤ・クロフォードちゃん(Talaya Crawford、7)はこの日、100メートル走と200メートル走に出場した。

注目が集まったのは、タラヤちゃんが200メートル走に出場したレースだ。当時の様子を捉えた動画には、タラヤちゃんをはじめ選手らがスタート位置につく姿が映っている。そしてスタート音が鳴り一斉に走り出したが、画面中央にいたタラヤちゃんはスタートと同時に片方の靴が脱げてしまったのだ。

すぐにスタート位置に戻り靴を拾って履き直したが、その間にも他の選手はどんどん先に進んでしまい、タイムロスをしたタラヤちゃんにとって絶望的な状況だった。普通ならここで諦めてしまってもおかしくないが、タラヤちゃんは前を向いて全力で走り始めた。動画では、そんなタラヤちゃんの健気な姿を見て「行けー!」と何度も叫んで応援する声が録音されている。

「完走できればそれでいい」と誰もが思ったはずだが、ここからタラヤちゃんは予想外にスピードを上げていった。そしてカーブを越えたあたりでタラヤちゃんは他の選手に追いつき、最後の直線に入ると次々と他の選手を抜かし、最後は2位の選手と大きく差をつけて見事1着でゴールした。

実はタラヤちゃんの父親はボクサーで、現世界ウェルター級の王者であるテレンス・クロフォードさん(Terence Crawford)だった。タラヤちゃんが見せた諦めずに走り続けた粘り強さや、抜きん出た運動神経はテレンスさん譲りなのかもしれない。

今回の動画を撮影したテレンスさんは「昨日の娘の陸上大会での出来事が頭から離れないんです。娘はどれだけ私にモチベーションを与えてくれたのか分かっていません。これこそが諦めない心とやり抜く力。娘は逆境に見舞われても全てを出し切りました」とコメントした。

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