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【海外発!Breaking News】誘拐寸前の2歳女児、飼い犬が犯人に噛みついて守り抜く 母親「この恩は一生忘れない」(英)

TechinsightJapan / 2022年5月23日 22時0分

【海外発!Breaking News】誘拐寸前の2歳女児、飼い犬が犯人に噛みついて守り抜く 母親「この恩は一生忘れない」(英)

英ハンプシャー州リングウッドの通りで11日、男2人組が白昼堂々と2歳女児を母親の目の前で奪い去る誘拐未遂事件が発生した。その場にいた飼い犬がすぐに犯人を追って男の脚に強く噛みついたところ、犯人は女児を置いて逃走したという。『The Sun』などが伝えている。

英ハンプシャー州リングウッドで11日午前10時40分~50分頃、ロウェナ・レイトンさん(Rowena Leighton)が愛犬でスタッフォードシャーブルテリアの“モリー(Molly)”を連れて散歩していたところ、一緒にいた娘エミリーちゃん(2)を白人の男2人にいきなり奪われてしまった。

幸いにもその場でモリーが犯人を追いかけ、脚に噛みついて離さなかったことで犯人はエミリーちゃんを置いて逃げていったという。エミリーちゃんやモリーに怪我はなく、無事だった。

ロウェナさんは同日、Facebookページ「英国における子供の誘拐未遂(Attempted Child Abductions UK)」に自身の恐怖体験を投稿し、モリーの勇敢な行動をこのように綴った。

「この犬には一生ものの借りができました。」

「警察には連絡済みですが、この付近での散歩には注意してください。私たちがモリーを散歩させていると、2人の男がエミリーを連れ去ろうとしました。」

「エミリーはモリーのハーネスの持ち手につかまって、私の前を歩いていました(エミリーが散歩できる唯一の方法です)。」

「すると2人の男がモリーを撫でようと近づいてきて、モリーは即座に飛び退き、男とエミリーの間に割って入りました。」

「でも次の瞬間、1人の男がエミリーを掴んで走り去ったんです。私はすぐにモリーのリードを離し『エミー(エミリーちゃんの愛称)を取り返して』と叫びました。」

「モリーはその男に飛びかかり脚に噛みつくと、男がエミリーを地面に放り投げるまで噛みついて離しませんでした。モリーは男たちの前に立ちはだかり、唸り続けました。」

「こんなに早く家に向かって走ったことはありません。エミーもモリーも無事でした。少し震えていますが、モリーがいなければ違った結末を迎えていたかもしれません。」

「この恩は一生忘れないわ、モールズ(モリーの愛称)。娘を守ってくれたあなたを本当に誇りに思うわ。」

ハンプシャー州警察の公開した情報によれば、男2人組は共に30代後半の白人で身長は170センチ前後、1人は明るい青のジーンズ、もう1人は濃い青のジーンズを身に着けていたという。

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