【海外発!Breaking News】体外受精で5回失敗も50歳で第1子を出産した女性「同じ悩みを持つ人の希望になれば」(英)
TechinsightJapan / 2022年5月25日 21時0分
「幼い頃から大家族に憧れていた」と語るイギリス在住の女性は昨年、50歳で第1子を出産した。長年にわたる不妊治療と体外受精の失敗を経験したのち、ついに我が子を抱くことができた女性は、自らの経験をシェアすることで同じ悩みを持つ人の希望になればと話している。『The Mirror』が伝えた。
英ランカシャー州チョーリーに暮らすクリスティン・ボアマさん(Christine Boama、51)は昨年5月、第1子であるプレシャスちゃん(Precious、1)を出産した。
幼い頃から大家族に憧れていたクリスティンさんは、何年にもわたる不妊治療と体外受精の失敗を経験し、50歳でやっと子宝に恵まれたという。
「私は大家族のなかで育ちました。母は9人きょうだいで、叔母のひとりには6人の娘がいます。そんな賑やかな環境にいたので『大人になったらこんな家庭を築きたい』と思うようになったんです。私は健康だし、きっといい母親になれると。あとはいい人に巡り会うことができれば…と思っていました。」
「30代になって友人や同僚が次々に家庭を持つ姿を目の当たりにすると、赤ちゃんへの思いが募る一方でした。何よりも子供が欲しいという気持ちでいっぱいでしたが、『その時が来れば授かることができる。きっとすべてが上手く行くから大丈夫』と自分に言い聞かせていました。」
そう振り返ったクリスティンさんは2012年、41歳の時に現在の夫であるデイヴィッドさん(David、50)と出会った。
翌2013年に結婚式を挙げた彼女は、1年以内に妊娠すると信じていたが、赤ちゃんを授かることがないまま最初の結婚記念日が過ぎた。
そして2015年、44歳になったクリスティンさんは体外受精を行う決意をしたそうで、当時のことを「医学的な介入を受け入れることは私にとっては辛いことでした。でも母親になるためなら絶対にやる覚悟でいました」と明かした。
だが残念なことに最初の体外受精は失敗に終わり、さらに5年間で4回の体外受精を行った彼女は心に深い傷を負ったという。
クリスティンさんはその時の心境をこう述べている。
「検査、スキャン、投薬の繰り返しでとても疲れました。妊娠できない理由も分からないままだったので、精神的にも本当に辛かったです。その間、私の心に空いた穴はどんどん大きくなって…。私たち夫婦には子供を迎えられる家も経済的な余裕もあるし、何より親としての愛情も十分で、あとは子供を授かるだけだったのです。」
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
人間の皮膚細胞からできた卵子と精子が「親子の家族観」を変える3つの衝撃的可能性
ニューズウィーク日本版 / 2024年9月19日 18時2分
-
「1人はかわいそう」「1人いればいい」 2人目「不妊」特有の悩み
毎日新聞 / 2024年9月13日 5時1分
-
体外受精でも授からず…「1年4カ月の妊活戦士を卒業」 恋愛リアリティ番組出演の36歳、妊娠報告で赤裸々な思い
まいどなニュース / 2024年9月8日 16時52分
-
4年のセックスレスを機に離婚。3年後、40歳の再婚活で気を付けたこととは【後編】
OTONA SALONE / 2024年8月30日 20時32分
-
43歳で出産。あやまん監督「私の芸は子供に悪影響」と悩む日々…救ったのは夫の一言だった
女子SPA! / 2024年8月21日 8時47分
ランキング
-
1《深セン市で襲撃された10歳男児が死亡》「私の子が何か間違ったことをしたの?」凄惨な犯行現場、亡くなった男の子は「日中ハーフ」と中華系メディアが報道
NEWSポストセブン / 2024年9月19日 18時5分
-
2インド製弾薬、欧州経由でウクライナへ ロシア抗議でも規制の兆しなし
ロイター / 2024年9月19日 16時24分
-
3レバノンのトランシーバー爆発 “ロゴ報道”の日本企業「偽物も多く流通した、10年前に販売終了の商品の可能性も」
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年9月19日 15時55分
-
4北京の日本大使館に半旗 中国・深圳の日本人男児死亡で弔意 駐中国大使が現地入り
産経ニュース / 2024年9月19日 13時53分
-
5中国・深セン 襲われた日本人学校男児が死亡 現地の日本人社会にも衝撃広がる
日テレNEWS NNN / 2024年9月19日 12時9分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください