【海外発!Breaking News】行方不明だったペットの亀、30年後に屋根裏部屋で生きて発見される(ブラジル)
TechinsightJapan / 2022年6月5日 21時0分
亀は長寿の象徴とされているが、ブラジルでは行方不明になったペットの亀が30年後に見つかった。エサがないはずの屋根裏部屋で長い年月を生き延びた亀について、『The Dodo』『The Daily Star』などが伝えている。
ブラジル、リオ・デ・ジャネイロのある民家で2013年、30年間行方不明だったペットの亀が見つかり、無事に飼い主一家と再会した。発見から9年経つが、動物に関する情報を配信するメディア『The Dodo』が最近になって今も家族に愛されて元気に過ごしているこの亀について紹介したところ、再び注目が集まった。
現在、亀の世話をしているナタリー・デ・アルメイダさん(Nathalye De Almeida)によると、母親のスエリさん(Sueli)が幼い頃に“マヌエラ(Manuela)”という名前の雌の亀を飼っていたという。ところが1982年のスエリさんが8歳の頃、自宅の改装中にマヌエラは忽然といなくなってしまったそうだ。
当時、家中を家族総出で隈なく探したが見つからず「マヌエラは家の外に出ていってしまったのだろう」と考え、探すのを諦めてしまったという。ナタリーさんはスエリさんから行方不明になったマヌエラの話を子供の頃から聞いていたが、この時はマヌエラに会うことになるとは想像もしていなかったようだ。
2013年1月上旬のこと、スエリさんの父レオネル・アルメイダさん(Leonel Almeida)が亡くなり、ナタリーさんやスエリさんたちは実家であるレオネルさんの家に集まり、遺品の整理をすることになった。
そしてレオネルさんの息子レアンドロさん(Leandro)が鍵の掛かった屋根裏部屋を整理していたところ、古いスピーカーが入った箱の中でガサゴソと動きまわっているマヌエラを発見したのだ。この時すでにマヌエラがいなくなってから30年が経っていた。
マヌエラを見つけた家族が、嬉しさ以上に驚きが大きかったのは言うまでもない。マヌエラはエサも与えられず、屋根裏部屋で30年間生き延びたことに誰もが信じられなかったようだ。ナタリーさんは「私たちはショックを受け、母はマヌエラを見て信じられないといった感じで泣き出してしまいました。だってあのマヌエラが見つかったんだから」と語っている。
家族はマヌエラが生き延びることができたのは、屋根裏部屋にいたシロアリの幼虫を食べていたからではないかと憶測している。また地元の獣医によると、マヌエラはアカアシガメという種でこの種はエサを口にしなくても最長3年は生き延びることができるそうだ。
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