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【海外発!Breaking News】10万分の1の確率で生まれたアルビノのガラパゴスゾウガメに「ポケモンみたい」と驚きの声(スイス)<動画あり>

TechinsightJapan / 2022年6月9日 6時0分

【海外発!Breaking News】10万分の1の確率で生まれたアルビノのガラパゴスゾウガメに「ポケモンみたい」と驚きの声(スイス)<動画あり>

スイスの動物園で今月3日、ガラパゴスゾウガメの赤ちゃんの一般公開が始まった。2匹誕生したうちの1匹は珍しいアルビノで、その確率は10万匹に1匹という非常に珍しいケースだった。体重100キロを超える大きなゾウガメの母親から生まれた子ガメは、平均寿命200年と言われる一生を始めたばかりだと『USA TODAY』などが伝えている。

スイス西部セルビオンの「トロピカリウム動物園(Tropiquarium Zoo)」で先月1日、ガラパゴスゾウガメの卵から2匹の子ガメが孵化した。ガラパゴスゾウガメはリクガメの中で最大種であり、今回の子ガメは絶滅危惧種の保護プログラムの一環で誕生した。同園で飼育している雄1頭と雌2頭は、3頭とも30~33歳であり性成熟を迎えたばかりだった。

同園のスタッフであるトーマス・モレルさん(Thomas Morel)によると、ガラパゴスゾウガメの交尾は複雑で難しくその成功率は2~3%と非常に低いため、今回交尾が成功したことに大喜びしたという。体重100キロを超える母親は2月11日に合計5つの卵を産み、約2か月半を卵を温める孵卵器の中で過ごした卵のうち先月1日に最初の子ガメが誕生した。

無事に子ガメが孵化したことに歓喜したスタッフだったが、子ガメが珍しいアルビノであり仰天することになった。アルビノとは先天的な色素欠乏により、体全体が白っぽい淡色となった個体を指す。アルビノは赤い目が特徴で、今回誕生したアルビノの子ガメも真っ赤な目をしている。

トーマスさんによると、ガラパゴスゾウガメのアルビノが誕生する確率は10万分の1だそうで「目にすることができたのはとても幸運です」と喜んだ。人間のアルビノが誕生する確率は2万人に1人と言われているので、今回アルビノの子ガメが誕生したことは非常に稀なケースであることが分かる。同園によるとアルビノのガラパゴスゾウガメは野生でも確認されておらず、飼育していくのは世界初の試みとなるという。



そして先月5日には、母親と同じような黒っぽい色をした子ガメが新たに誕生した。白黒コンビで生まれてきた子ガメは体重約50グラムととても小さく、母親の隣に並ぶと間違えて踏みつけられてしまうのではないかと心配してしまうほどの体格差だ。そして約1か月を過ごし、今月3日に同園にて一般公開が始まった。

ガラパゴスゾウガメの寿命は平均200年と言われており、長い一生のスタート切った子ガメたちの姿を見た人からは「小さくて本当に可愛い」「アルビノのカメなんて初めて見たよ」「ポケモンみたいだね」「なんて美しい生き物なんだ」など驚きの声があがっている。



画像は『Tropiquarium de Servion 2022年6月2日付Facebook「Naissance incroyable au Tropiquarium !」、2022年6月4日付Facebook「Et voilà !」』『The Indian Express 2022年6月6日付「Watch: Rare albino Galapagos giant tortoise born at Swiss zoo」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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