【エンタがビタミン♪】ナイツ塙、さんまを「ムカついた共演者」に挙げた女性芸人に驚愕 平野ノラは「わかります」と共感

“大御所芸人”というワードで思いつく芸人といえば、明石家さんまが挙げられる。66歳になる現在も数多くの番組に出演し、圧倒的な話術で視聴者を楽しませている彼だが、その衰えを知らない勢いに若手芸人が脅威を感じることも少なくないという。ナイツの塙宣之は、この理由からさんまに対し「ムカつく」と爆弾発言した女性芸人に出会ったそうで、その発想に思わず笑ってしまったそうだ。

その爆弾発言した女性芸人とは現在、ピンで活動しているゆーびーむ☆のことだ。ギャルのような外見やキャラクターを売りにしているが、一方で宅地建物取引士の資格試験に一発合格したり、語学好きな一面があったりとインテリな一面もある。塙宣之が仕事で一緒になった際も新たな認証技術である非代替性トークン「NFT」について熱心に語られたそうで、その人間性に興味を持ったという。

6日に放送されたラジオ番組『ナイツ ザ・ラジオショー』（ニッポン放送）でこの話に触れた塙は、そんなゆーびーむ☆のエピソードを明かした。会話の中でたまたま「ムカついた共演者さんとかいるの？」という質問をした際、彼女は「あの、さんま。さんまっすね」とまさかの大御所芸人を挙げてきたという。「あいつマジ、トーク奪うんですよ」とブレないキャラクターでその理由を語ったゆーびーむ☆に「それは違うだろ（笑）」「さんまさんレベルになると…みんなそういうふうに思ってないから」とツッコんだ塙。さらにゆーびーむ☆は、「マジ、あいつやっちゃおうかなって思いましたよ」と爆弾発言まで飛び出していたそうで、これには相方の土屋伸之も「すげえなあ（笑）」と爆笑。塙も「発想がないじゃん（笑）」と、想定外の回答をぶち込んだゆーびーむ☆のユーモアを称賛していた。

しかし平野ノラは、ゆーびーむ☆に「なるほどね」「気持ちはすごい分かる」と同調する。なんでも最初に明石家さんまと共演した際、満を持して用意したトークを「奪われた」感覚があったという。経験を積んだ今では、そこで揉まれる重要性を学んだというが、新人だった当時はさんまのスピードについていけず「その位置で泥棒するんか」と衝撃を受けたそうだ。

確かに突出したテンポの速さで一気にトークを盛り上げるのがさんまの特徴であり、土屋曰く「さんまさんからしたらナイスパスだと思ってるだけ」とのこと。とはいえ平野は「さんまさんと共演する時は、めちゃくちゃもう1個気合い入れて」臨むようになったとも語っており、結果的にこの経験が芸人として成長するきっかけになったようだ。

すると塙は「（平野は）もう1個ギャグ作ろうって思ったわけじゃん。ゆーびーむ☆は“殺す”って言ってた…」「止めたよ？　俺とスタッフで」と改めて彼女の狂気を暴露。これには平野も「さんまとは言えないです私も、確かに」「さすがですね」と頷き、オフトークで堂々と毒づく彼女のキャラクターに圧倒されたようだった。

画像2枚目は『ゆーびーむ☆　2022年4月17日付Twitter「よろぽこりん」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　根岸奈央）