【海外発!Breaking News】おもちゃの子豚の世話を始めたメス犬、独り占めし授乳まで(米)<動画あり>
TechinsightJapan / 2022年6月21日 6時0分
保護して約4か月になるメスの愛犬が突然、小さなおもちゃの子豚の世話を始めた。まるでおもちゃを“赤ちゃん”のように大切にする愛犬に飼い主は困惑、しかしそれには理由があったという。『The Dodo』が伝えた。
アメリカに住むジェニファー・トリピューカさん(Jennifer Tripucka)は今年2月、ニュージャージー州の動物レスキュー団体「ワイズ・アニマル・レスキュー(Wise Animal Rescue)」を通し、メスのシーズー“アンディ(Andi、4)”を保護した。
ジェニファーさんが同団体から犬を保護するのは2度目で、アンディはシーズーのオス“フィン(Finn)”とがんで苦しむフレンチ・ブルドッグのオスの老犬“ピエール(Pierre)”に温かく迎えられた。
「アンディがやってきたタイミングは絶妙で、2匹の犬たちにとってはまるでセラピー犬のような存在になりました。またピエールの病気でつらい時期を過ごしていた夫と私にとっても、アンディは癒しになったのです」と語るジェニファーさん。優しくて愛され上手のアンディはすぐに、一家にとってなくてはならない存在になった。
そして6月になったある日のこと、ジェニファーさんはアンディが突然、いつもと違う行動を見せ始めたことに気付き困惑した。きっかけはおもちゃ箱に入っていたピンク色のおもちゃの子豚で、それを見つけるとクンクン鳴き始めたという。
ジェニファーさんは「その子豚は力を加えると赤ちゃんの鳴き声がするのですが、アンディはそれを口にくわえて音を出し、家の中を歩き回っていました。また同じ場所を円を描くように回ったり、クンクン鳴いたり、まるで赤ちゃんを守っているかのように子豚を離さなくなったのです」と語ると、このように明かした。
「私はなぜアンディが子豚にそれほど固執するのか理解できなかったのですが、獣医には『アンディは妊娠していないのに妊娠に似た症状が見られたり、あたかも子育てをしているかのように振舞うなどの偽妊娠の症状が出ている』と言われました。」
「実はアンディはかつてブリーダーに飼われ、これまで何度か赤ちゃんを産んでいました。ところが偽妊娠の症状が出る4日前、避妊手術を受けたのです。獣医によると、そのことが子豚に固執するようになった一因だそうです。」
なお偽妊娠は避妊手術後のメス犬が経験することがあるようで、アンディは発情していることを表すヒート(生理)時に避妊手術をし、ホルモンバランスが変化したことで症状が現れたという。
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