【海外発!Breaking News】階段が怖い盲目の犬、ベストフレンド犬が辛抱強く“下り方”を教える(英)<動画あり>
TechinsightJapan / 2022年6月27日 21時0分
中国で保護された盲目の犬がイギリスに渡り、“ボニー(Bonnie、4)”と名付けられて第2の人生を歩み始めた。ボニーは当初、階段を下りることができないでいたが、飼い主とベストフレンドになった飼い犬の優しく辛抱強いサポートを受けて見事恐怖心を克服した。ボニーが初めて階段を下りる姿を捉えた動画は『The Dodo』などが紹介して拡散している。
英コーンウォールに住むヴィクトリア・ポンベロさん(Victoria Pombeiro)は2021年10月、動物保護団体「ラッシュトン・ドッグ・レスキュー(Rushton Dog Rescue、以下RDR)」を通し、ハスキー犬“ボニー”を自宅に迎えた。
RDRは2007年から犬の保護活動に尽力する慈善団体で、ここ5年間で中国から犬肉として取引される寸前の数百頭の犬を保護、メスで盲目のボニーもそのうちの1頭だった。
2019年12月に同団体のFacebookに投稿された保護当時のボニーの写真には、耳を切られ目が見えないこと、体重は13キロで栄養失調と酷い飼育環境で成長が止まってしまったこと、内部寄生虫の駆除のため駆虫薬を使用中であること、温かい家を探していることなどの説明があり、かなり過酷な状況に置かれていたことは容易に想像できる。
そんなボニーを昨年10月に受け入れたヴィクトリアさんは「中国での経験、怪我、イギリスまでのトラウマになるような搬送…とボニーはたくさんのつらい経験を乗り越えて我が家にやってきたのです」と述べ、次のように続けた。
「盲目の犬を迎えるのはとても不安でしたが、我が家のオス犬“ウーキー(Wookie)”はボニーを優しく迎えてくれました。ウーキーはまるでボニーが心の支えを必要としているのを知っているかのようで、2頭は毎日を一緒に過ごしベストフレンドになったのです。」
「ウーキーの首輪には鈴をつけ、ボニーがウーキーの居場所が分かるようにしました。ボニーはウーキーの後を追い、ウーキーのすぐ隣に寄り添います。そうして2頭は一緒に遊び、大好きなお昼寝を共にします。また散歩の時はいつも、ウーキーがボニーのガイドをしてくれるのです。」
「一方のボニーはというと、部屋の間取りをよく分かっていて、一度何かにぶつかると二度と同じ間違いはしないのです。どこに何があるのかをしっかり学んでいるようです。」
目が見えなくてもすぐに一家に溶け込んだというボニー。ただキッチンに行くには階段を上らなくてはならず、ボニーはやって来てから2、3週間は1階だけで過ごしていたという。
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