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【海外発!Breaking News】20年前に中絶し不妊だった39歳女性、子宮から胎児の骨片(英)

TechinsightJapan / 2022年7月8日 4時0分

【海外発!Breaking News】20年前に中絶し不妊だった39歳女性、子宮から胎児の骨片(英)

英ウェールズに住む39歳の女性の子宮から、20年前に中絶した胎児の骨片が見つかった。女性は数年間子供ができず、慢性的な骨盤の痛みに苦しんでいた。電子ジャーナル『Wiley Online Library』で公開されたケースを『The Sun』などが伝えた。

ウェールズ北西部バンガーに住む39歳の女性は今から20年前、自分で子供を育てることができず、妊娠20週で中絶手術を受けた。中期中絶で手術は胎児を搔き出す掻爬法で行われた。

そして2018年になり、女性は「子供が欲しいが2年間妊娠できずにいる。骨盤に慢性的な痛みがある」と地元の婦人科を訪れたものの検査の結果、消化管の病気である「過敏性腸症候群」と診断されて薬を処方された。

それから1年後、女性は同じ症状で婦人科外来を訪れ、MRI検査まで受けたが異常は見つからず、不妊専門のクリニックを紹介された。しかしクリニックでは夫婦揃って喫煙していることを理由に治療を断られ、その後も女性が赤ちゃんを授かることはなかった。

ところが症状は2020年になっても改善せず、女性は婦人科に戻ると「左腹部の慢性的な痛みと月経過多、生理痛で悩まされている」と訴えた。

医師は排卵障害の一つである「多嚢胞性卵巣症候群」や「卵管閉塞」を疑い、本格的な検査をする前に超音波検査を複数回実施、これにより初めて子宮頚部の周りの組織内に異物があることが判明した。

こうして2021年、造影剤を流しこみ子宮内腔や卵管などの異常を見る「子宮卵管造影検査」が行われ、女性の子宮から中絶した胎児の骨片が見つかった。18×3ミリと小さなもので、すでに摘出されたという。

ちなみに中絶時に遺残した胎児の骨片は月経異常や続発性不妊症の原因になるそうで、女性は最初に行われたMRI検査や超音波検査で骨片が見逃され、数年間も誤診が続いてしまったようである。

画像は『The Sun 2022年7月4日付「MAMMA MIA Doctors discover staggering reason woman couldn’t get pregnant after abortion 20 years ago」(Credit: Clinical Case Reports)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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