【海外発!Breaking News】妊娠中のヌーを襲ったライオンの群れ、メスが赤ちゃんを子宮から取り出し捕食(南ア)<動画あり>
TechinsightJapan / 2022年7月13日 4時0分
南アフリカの自然保護区で、妊娠中のヌー(ワイルドビースト)がライオンの群れに襲われた。ライオンの残酷ともいえる狩りの様子は2018年にYouTubeに投稿され、今月1日に『Latest Sightings』が改めて伝え話題となっている。
動画を撮影したのは、南アフリカのピラネスバーグ国立公園でガイド歴5年だったタリン・レイさん(Tarryn Rae、当時32歳)で、同国北西部でアウトドア・アドベンチャーを提供する「マンクウェ・ゲームトラッカーズ(Mankwe GAMETRACKERS)」でゲームドライブ(サファリツアー)のガイドとして勤務していた。
休暇明けのある朝、タリンさんは朝5時30分出発のゲームドライブの担当となり、自然保護区の入口で「眺めはそれほど良くないが、ライオンの群れが保護区の中心部付近で寝ているようだ」とラジオで連絡を受けた。
タリンさんはライオンが目撃された場所までまだかなりの距離があったことから「とりあえずゆっくりとドライブしよう」と現地に向かったそうだが、その日は運に2度も味方されたという。
まず車を走らせてから約1時間半後、ライオンが目撃された場所に到着するとまだ群れはそこにいて、しばらくすると道路に向かって歩き出し、なんとタリンさんらが乗る車の前を通り過ぎて行ったのだ。
タリンさんは「その日は週末でかなりの車が停車していてね。私たちはライオンからある程度の距離を保ち、行く手をふさがないように見守っていたの。するとライオンの群れは、私たちの目の前を横切っていったのよ! 私たちは大興奮で、ゲストはとても喜んでいたわ」と当時を振り返る。
ライオンたちはその後、水辺に移動し、タリンさんのグループも水辺のそばで動物を観察できるハイド(隠れ小屋)に移りライオンの様子を観察した。まったりとした朝の保護区が騒がしくなったのはその直後のことで、ハイドのすぐ隣をヌー(ワイルドビースト)の群れが水辺へと向かっていった。「何かが起きる」と直感したタリンさんは、再びゲストを車に乗せてヌーの後を追った。
当時の動画では、水辺に向かうヌーの群れを草陰からじっと見ていたメスライオンが狩りを開始、ヌーの群れが引き返すなか1頭だけライオンに向かって走っていったヌーが背後から襲われ倒されてしまっている。
メスライオンはヌーの喉元を噛んで離さず、オスのライオンが背後から押さえ込む。苦しそうに声を上げるヌーのそばにはライオンが次々とやってきて、約3分後には完全に地面に押し倒されたという。
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