【海外発!Breaking News】パイロット訓練生の21歳女性、虫刺されによる感染症で死亡(英)
TechinsightJapan / 2022年7月13日 5時0分
昨年7月、航空会社「easyJet(イージージェット)」のパイロット訓練生だった21歳の女性が深刻な感染症を患い死亡した。飛行訓練のためベルギーに滞在していた女性はある日、蚊に刺された額が腫れ上がり救急病院で医師の診察を受けた。感染症と診断され抗生物質を処方されるも症状は改善せず、最初の受診からおよそ1週間後に女性は帰らぬ人となった。このほどその死因を明らかにするための審問が行われ、虫刺されにより感染症が起きたのち、頸動脈に細菌が入り込んだことで脳の血管が詰まったことが明らかになったという。『BBC News』『The Sun』などが伝えている。
英サフォーク州ベリー・セント・エドマンズに住むオリアナ・ペッパーさん(Oriana Pepper、21)は昨年7月、蚊に刺されたことがきっかけで深刻な感染症を患った。
当時パイロット訓練生としてベルギーに滞在していた彼女は、額を蚊に刺されたことで右目の周辺が腫れ、化膿したため救急病院で診察を受けた。しかし処方された抗生物質を服用するも症状は悪化する一方で、その2日後には再び病院に運ばれたという。
オリアナさんと交際していたジェームス・ホールさん(James Hall)は当時の状況をこう振り返った。
「私たちはパイロット訓練のため5月20日にベルギーのアントワープに到着しました。それ以来、蚊に刺されることは何度もありましたが問題が起きたことはなかったし、地元の人たちは『この時期に蚊に刺されるのは普通のことだ』と言っていました。7月7日、オリアナは蚊に刺された額の腫れがひどくなり、救急病院を受診しました。医師からは虫刺されによる感染症だと言われて抗生物質が処方されました。でもそれから2日後の7月9日、彼女が倒れてしまったんです。しかも話すことが困難なほど錯乱した状態だったので、車で救急病院に連れて行きました。」
それから3日後の2021年7月12日、オリアナさんは入院先の病院で原因不明のまま帰らぬ人となった。
欧米では突然死や原因不明の死を遂げた場合、検死官がその死因を特定するために調査が行われる司法制度があり、このほどオリアナさんの死因を明らかにするための死因審問がサフォーク州イプスウィッチにあるサフォーク検死官裁判所(Suffolk Coroner’s Court)で行われた。
今年7月6日に行われた死因審問で、父親のトリスタンさん(Tristan)は生前のオリアナさんについてこのように語った。
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