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【海外発!Breaking News】体外受精で異母姉妹の双子を出産した母「どちらが実子なのか分かるけど、2人ともかけがえのない存在」(米)

TechinsightJapan / 2022年7月10日 21時1分

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4年間も体外受精を続けたものの赤ちゃんに恵まれなかった女性が今年2月、二卵性双生児を出産した。双子は異母姉妹で、1人は女性ドナーの卵子を使って誕生したという。医師も驚愕したというニュースを『Metro』などが伝えている。

米ニューヨーク州ロチェスターに住むサンドラ・ストドラさん(Sandra Stodola、34)は2月17日、夫ジャックさん(Jack)との間に双子のエレノア・アンちゃん(Eleanor Ann)とエヴェリン・ルイーズちゃん(Evelyn Louise)を出産した。

双子姉妹は、夫妻が4年間で約350万円(2万6000ドル)を費やし、5度の体外受精を行った末にできた二卵性双生児で、夫妻にとっては初めての子供だった。

医師の助手(PA)として働くサンドラさんは「医師には『卵子の質が非常に悪い』と言われ、双子を授かる前は4度も体外受精に失敗していたのです。幸運なことに3度目までは保険が適用されましたが、失敗するたびに悲しみと怒りに襲われ『もうこれで最後にしよう』と精神的にかなり落ち込んだものです。ただ毎回、『一生子供ができないのはつらい。もう一度だけトライしよう』と心を切り替えてきました」と苦しかった4年間を振り返り、このように語った。

「4度目の体外受精は約272万円(2万ドル)をかけて、私とドナーの卵子で挑戦しましたがダメでした。もうあの時点で『私たち夫婦には本当に子供ができないのでは』と感じ始めていましたが、1つだけ残っていた冷凍の受精卵を使って最後の挑戦をすることにしたのです。」

そして9日後、サンドラさんの妊娠が判明し、妊娠6週になると医師から「胎児が双子である」という驚きのニュースを告げられた。実は5度目の体外受精もサンドラさんとドナーの卵子1つずつを使ったそうで、異母姉妹というユニークな双子に医師らは驚愕していたという。



そうして迎えた出産はサンドラさんが妊娠36週の時に帝王切開で行われ、長女エレノアちゃんが2523グラム、2分後に誕生した次女エヴェリンちゃんが2296グラムだったそうだ。

非常に珍しい異母姉妹の誕生に、サンドラさんは「よく『一卵性なの?』と聞かれますが、『異母姉妹ですよ』と答えると驚かれますね」と明かし、このように続けた。

「夫も私も、娘のどちらが実子なのかは外見で分かります。私の遺伝子はとても強いですからね。ただ家族以外にはそのことを教えるつもりはありません。」

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