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【海外発!Breaking News】1歳半の息子を灼熱の車内に置き忘れて死なせた父親、自ら命を絶つ(米)

TechinsightJapan / 2022年7月18日 4時0分

【海外発!Breaking News】1歳半の息子を灼熱の車内に置き忘れて死なせた父親、自ら命を絶つ(米)

夏本番になると、毎年のように炎天下の車内に子供やペットを放置して死なせしまうという事故が後を絶たない。このほどアメリカで、不注意から1歳半の息子を車に置き去りにして死なせてしまった父親が、跡を追うようにして自らの命を絶ってしまった。『New York Post』『The Sun US』などが伝えている。

米バージニア州チェスターフィールド郡で現地時間6月28日、父親と幼い息子が亡くなるという痛ましい事故が起きた。亡くなったアーロン・ベックさん(Aaron Beck、37)は当時、1歳半になる息子アンダーソン君(Anderson)を車に乗せ、仕事に向かう前に託児所に預ける予定だった。

ところがアーロンさんは託児所には寄らず、そのまま仕事場に向かってしまった。この時アーロンさんはアンダーソン君を車に乗せていたことをすっかり忘れてしまったとみられている。アーロンさんはアンダーソン君を車に残したまま仕事に取り掛かり、3時間ほど経った後に戻って来たようだ。

アンダーソン君は灼熱の車内に数時間放置されていたことで、この時すでに息絶えていたと思われる。その頃、アンダーソン君が託児所に来なかったことを心配した家族が警察に連絡を入れた。また警察官はアーロンさんが「自殺をほのめかしている」と家族から聞かされて、すぐに彼の自宅へ向かった。

警察官が到着すると自宅前にアーロンさんの車が後部座席のドアが開いたままで停車しており、チャイルドシートにアンダーソン君の姿はなく自宅内で遺体が発見された。そして自宅裏の森林で息を引き取ったアーロンさんが発見され、遺体のそばで銃が見つかっている。

検視の結果、アーロンさんは銃による自殺とみられ、一方でアンダーソン君の直接の死因はまだ特定されていないという。『The Sun US』によると当時、チェスターフィールド郡の気温は26.7度に達していたようだが、スタンフォード大学医学部の研究員によれば気温が26度の場合、車のエンジンを切ってから約10分後の車内の気温は約37.2度に上昇し、30分後には45.6度にまで達するという。

アーロンさんとアンダーソン君の葬儀は今月3日に行われたが、家族によって綴られた死亡記事にはアーロンさんついてドレクセル大学で技術を学んだ後に製図技師の仕事に従事していたとあり、「謙虚で寛容、友人たちから尊敬され、愛されていた」と明かされている。

画像は『New York Post 2022年7月5日付「Father killed himself in act of ‘devotion and love’ after leaving son in hot car」(legacy.com)(Lauren Riegel/facebook)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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