1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 国際
  4. 国際総合

【海外発!Breaking News】唇のピアスが原因で感染症を患った20歳女性、敗血症により死亡(ブラジル)

TechinsightJapan / 2022年7月20日 4時0分

【海外発!Breaking News】唇のピアスが原因で感染症を患った20歳女性、敗血症により死亡(ブラジル)

今月9日、ブラジル在住の20歳女性が唇のピアスが原因で感染症を患い死亡した。ピアスホールから発生した感染症は血流に乗って脳まで及んでおり、女性は最終的に敗血症を引き起こして命を落としたという。治療に携わった医師は「たとえ一命を取り留めていたとしても、植物状態になっていた可能性が高かった」と明かしている。『The Sun』『UOL Notícias』などが伝えた。

ブラジルのマト・グロッソ・ド・スル州イタポランに暮らすアンドレッサ・ソウザさん(Andressa Souza、20)は先月、唇のピアスが原因で感染症に罹患した。

唇のピアスホールから発生した感染症は脳にダメージを与え敗血症を引き起こした結果、彼女は7月9日に息を引き取った。

母親マリア・アパレシダ・ダ・シルバ・オリベイラさん(Maria Aparecida da Silva Oliveira、47)はアンドレッサさんの当時の様子をこのように明かした。

「アンドレッサが唇にピアスを開けたのは今から2か月ほど前のことです。しばらくして娘の口はひどく腫れて、動かすこともできないほどでした。あまりに腫れ上がっているせいでピアスを外すこともできなくて。そして6月13日頃から体調を崩してひどい頭痛と発熱に襲われたんです。その時、この地域ではデング熱が流行っていたので、娘もきっとデング熱だろうと思っていたんです。」

しかしその後も病状は悪化する一方で、医師からはドウラドスにあるダ・ヴィダ病院(Hospital da Vida)でMRI検査を受けるよう告げられたという。そして病院に向かう途中、アンドレッサさんは昏睡状態に陥った。

「救急車に乗せようとした時、娘は意識を失いました。病院に着いて詳しい検査を受けたところ、医師からは唇のピアスによって起きた感染症が脳まで及んでいると告げられました。娘は手術を受けたのち気管挿管されて、6月15日から7月9日までの間、集中治療室で治療を受けていました。」

治療に携わった医師によると、アンドレッサさんの感染症は非常に深刻で脳の37パーセントに影響を及ぼしていたという。その後、敗血症を引き起こし命を落とした彼女だが、医師は「たとえ一命を取り留めていたとしても植物状態になっていた可能性が高かった」と語っている。

アンドレッサさんは7月10日に埋葬されたといい、マリアさんは愛娘を失った悲しみをこのように吐露している。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください