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【海外発!Breaking News】双子の姉の3分の1の大きさで誕生した女児、数々の試練を乗り越え生後6か月を迎える(米)

TechinsightJapan / 2022年7月22日 23時31分

当時の心境をそのように明かしたオードリアナさんは、その後は経過観察のため「ウェスト・ペン病院(West Penn Hospital)」に入院した。そして妊娠29週を迎えた12月10日、レーガンちゃんの臍帯血流に変化が起きたため緊急帝王切開で出産することとなった。オードリアナさんが2人と対面できたのは出産から数時間後のことだったという。

「午後4時32分にミラが誕生し、その1分後にレーガンが誕生しました。ミラの小さな泣き声が聞こえたので『ああ、大丈夫だ』と思いましたが、レーガンの泣き声は子猫の鳴き声のようでほとんど聞こえなかったし、生まれてすぐにNICU(新生児集中治療室)に運ばれたのでとても不安でした。レーガンが小さいことは分かっていましたが、実際に会ってみると想像よりもずっと小さくて。手のひらに収まりそうだったし、ミラと比べると3分の1ほどに見えて双子だとは思えませんでした。生後5日目にやっと抱っこさせてもらえましたが、2人とも本当に小さくて繊細で、まるで魔法にかかったような体験でした。」



その後ミラちゃんは順調に成長し、45日間の入院生活を経て今年1月に退院した。一方のレーガンちゃんは輸血を受けながら少しずつ成長し、4月にようやく退院することができたという。



数々の試練を乗り越え、現在は元気に暮らしているというミラちゃんとレーガンちゃん。そんな2人の様子をオードリアナさんはこのように語っている。

「2人とも家に帰ってきたことをとても嬉しく思っています。生後2週間の時、レーガンは敗血症を起こしピッツバーグ大学医療センター(University of Pittsburgh Medical Center)に転院することになりました。その時の顔は灰色で、まるで亡くなってしまったかのようでした。その数日後、ミラも同じ病院に転院することができましたが、2人が一緒にいられないのはとても辛いことでした。」

「今は2人とも元気にしていますが、ミラの体重は12ポンド(約5443グラム)、レーガンは体重7ポンド5オンス(約3317グラム)とまだ差があります。交互に抱っこするとレーガンがどれほど軽いか実感できるんです。医師からは助からないと言われ続けましたが、レーガンは試練を乗り越えたのです。レーガンが生きていること、そしてミラと2人一緒に生後6か月を迎えられたなんて奇跡のようです。」

画像は『Metro 2022年7月19日付「Twin born almost three times smaller than her sister defies the odds and is now ‘thriving’」(Picture: Audrienna Lambert/SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)

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