【海外発!Breaking News】火事の家に取り残された子ども5人、救出したピザ配達員に感動の声「素晴らしい勇気の持ち主」(米)<動画あり>
TechinsightJapan / 2022年7月28日 23時30分
今月11日深夜、米インディアナ州で車に乗ってピザの配達をしていた男性が炎に包まれた民家を発見した。男性はすぐに家の中に入り、2階で寝ていた子どもたち4人を起こして外に連れ出した。しかし安堵したのも束の間、「もう1人いる」という声を子どもたちから聞くと、男性はためらうことなく燃え盛る家に飛び込んでもう1人の子を救出したという。『People.com』などが伝えている。
米インディアナ州ラファイエットにて今月11日の深夜0時半、ニコラス・ボスティックさん(Nicholas Bostic、25)はピザ配達のために車を運転していた。しばらく運転していると、暗い住宅街の中で炎を上げて燃える民家を発見した。ニコラスさんはすぐに車を停めて玄関をノックしたが応答がなかったため、裏口から民家に入り2階で眠っていた1歳から18歳までの4人の子どもたちを起こして外に連れ出した。
ニコラスさんは「どう説明したらいいか分からないけど、あの夜、あの場で『自分は死ぬことになるかもしれない』と思ったんです。それでも妙に冷静な自分がいて、『とにかくやるべきことを早くやらなければ』と考えていました」と燃える炎の中での救出劇を振り返った。
子どもたちを火災から救助することができ安堵したニコラスさんだったが、彼らが「6歳の女の子がまだ中にいる」と言い出した。すでに炎は激しくなり民家を包み込むようにして燃えていたが、ニコラスさんは再び燃え盛る家の中に走り込み6歳の子を探し始めた。
他の子と同じく上の階で寝ていると思ったニコラスさんは一目散に2階へ上がって探したが、姿が見当たらなかったので脱出できる場所を探していると下の階から泣き声が聞こえてきた。ニコラスさんは着ていたTシャツで自身の口と鼻を覆うと、階段の吹き抜けから上がってくる真っ黒な煙の中に飛び込んで下の階へ行き、地面を這いつくばりながら泣き声だけを頼りに6歳の子を見つけ出して抱き上げた。1階はすでに大半が炎に包まれ外へ出ることができなかったので、ニコラスさんは上の階に戻ると窓を割って外に飛び降りた。
ニコラスさんは当時、緊急電話番号911に連絡する時間すらおしいと考えていたそうで、消防隊が到着する前に自身の判断で燃える家に飛び込んだという。通報を受けて到着した警察官のボディカメラには、激しく燃える家から泣き叫ぶ5人目の子どもを抱えて出てきたニコラスさんの姿が映っていた。警察官は子どもを受け取ると、安全のため家の反対側にニコラスさんを誘導して手当を行った。
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