【海外発!Breaking News】 父が自ら命を絶ったことを知った8歳娘、レモネードスタンドを開き「心の病気を持つ人を助けたい」と寄付(米)<動画あり>
TechinsightJapan / 2022年8月18日 23時30分
父親を自死で亡くしたアメリカ在住の女児が今夏、レモネードスタンドを開いた。「親を亡くした苦しみを、他の人には味わってほしくない」との強い思いからで、集まったお金は心の病気を抱える人をサポートする団体に寄付された。『People.com』などが伝えている。
ウィスコンシン州シボイガンに住むカイリー・ブルネットちゃん(Kyleigh Brunette、8)は2019年11月、32歳だった父ジョードン・ウェイクフィールドさん(Jordon Wakefield)を自死で亡くした。
カイリーちゃんはまだ6歳で、母ブリタニー・ブルネット=ティメッシュさん(Brittany Brunette-Thimmesch、30)は当時、ジョードンさんの死因について娘に説明することはなかった。
ブリタニーさんは「娘は亡くなった直後から『なぜ?』と聞いてきたわ。でも私は娘の心の準備ができるまで待つことにしたの。ただいつかは娘に話をしなければいけないことは分かっていた。娘が夫の自殺について人づてに聞く前にね」と語ると、このように続けた。
「実は学校のカウンセラーにも『子供たちが成長し、噂をするようになる前に真実を伝えるべきだ』と念を押されていて、“その時”が来た時の伝え方についてアドバイスを受けていたの。」
「今年3月のことだったわ。学校から帰って来たカイリーにいつもの元気がなくてね。聞いてみると、友達数人に『父親がどのように亡くなったのか』と質問されたと言うの。それで私はカイリーと一緒にベッドに潜り込み、こう伝えたの。」
「ダッド(お父さん)は外から見ただけでは病気には見えなかったでしょうね。でも本当は心の病気を抱えていたのよ。」
こうして大好きだった父親の死から2年、ジョードンさんが鬱に苦しみ自ら命を絶ったことを初めて知ったカイリーちゃんは「ダッドはいつも幸せそうで、私のことを幸せな気持ちにさせてくれたのに…」とひどく驚いた様子だったという。
そして夏休みに入ってしばらく経った頃、カイリーちゃんは母に「レモネードスタンドを開いて、集まったお金を寄付したい」と相談を持ちかけた。そこでブリタニーさんが「動物愛護団体に寄付しては?」と提案すると、カイリーちゃんはこのように訴えたそうだ。
「私はダッドのように心の病気を持つ人を助けてくれる施設にお金を寄付したい。ダッドに敬意を表したいし、他の人には私のように親を亡くした苦しみを味わって欲しくないの!」
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
人気米ミュージシャン、ホテルの部屋で衝撃体験 カーテンから隠れていたファンが飛び出す
よろず~ニュース / 2024年9月7日 19時10分
-
膵臓がんで最愛の夫を亡くした倉田真由美のもとに、「今月末でアパート解約したけん」と突然押しかけてきた23歳の姪。奇妙な共同生活がもたらしたものは…
集英社オンライン / 2024年8月29日 11時0分
-
「いつでも死ねるんだから今やりたい事をやろう」地の底にいた長女に"翼"を授けた有名漫画家と家庭教師の言葉
プレジデントオンライン / 2024年8月17日 10時16分
-
附属池田小事件で娘を殺された母の「語り」を、殺人事件の受刑者はどう読んだか? 「殺した側」が反芻している被害者遺族の言葉…
集英社オンライン / 2024年8月16日 17時0分
-
元祖“ヤマンバギャル”、暴言を吐いた父親に「30年越しの号泣謝罪」 14歳で母親亡くし「なんでお前が死ななかったんだ」
ねとらぼ / 2024年8月16日 13時35分
ランキング
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください