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【海外発!Breaking News】前菜を食べていた際に「なにか硬いものが」 吐き出すと紫色の真珠だった(米)

TechinsightJapan / 2022年8月20日 17時0分

【海外発!Breaking News】前菜を食べていた際に「なにか硬いものが」 吐き出すと紫色の真珠だった(米)

今月9日、アメリカのレストランで食事をしていた男性が口の中に異物があることに気がつき、吐き出してみるとキレイな紫色の真珠だったことが判明した。食べていた料理には貝が入っており、この紫色の真珠は貝の中で自然にできたものと推測されている。「最初はビーズか飴かと思ったよ」と発見者本人も驚いたことを『New York Post』などが伝えている。

米ペンシルベニア州チェスター郡フェニックスビル在住のスコット・オーバーランドさん(Scott Overland、37)は今月9日、休暇でデラウェア州リホボスビーチを訪れていた。夜になり妻ケイティさん(Katie)や2人の子どもと一緒にレストラン「Salt Air」に向かい、家族で優雅な夕食を楽しんでいた。

そして注文した料理が届き始め、早速スコットさんらはホンビノスガイ(Hard clam)も一緒に盛り付けられた前菜から食べ始めた。会話を楽しみながら食事をしていたが、スコットさんは何か硬いものが口の中にあることに気がついた。「何か異物を食べてしまった」と思ったスコットさんがそれを紙の上に出してみると、なんと紫色の物体が出てきた。

スコットさんは「ラベンダーのような明るい紫色のビーズか飴のような見た目をしていて、最初はシェフが皿の中に何か落としてしまったのだと思っていました。でも貝殻をよく見てみると窪みがあり、出てきた紫色のものを入れてみるとぴったりとはまったんです」と当時を振り返っており、この時に異物と思ったものは紫色の真珠だと気がついたそうだ。実際の真珠を撮影した写真ではパステルカラーに近い紫色をしており、底の部分は貝にくっついていたためか平たくボタンに近い形をしていた。

真珠はアコヤガイから取れることで有名だが、基本的に二枚貝は真珠を生みだすことができる。生み出された真珠の色は貝の種類によって様々で、一般的な白いものからピンクやラベンダー色、中にはコレクターが注目するほど珍しい青色の真珠が見つかることもあるという。しかしハマグリやホンビノスガイなどから見つかる場合、養殖真珠のような完全な丸い形や輝きを欠いており、サイズや色にも左右されるがその価値は劣ると言われている。

今回発見したホンビノスガイは、貝の養殖会社「Cherrystone Aqua Farms」がワシントンD.C.東部に位置するチェサピーク湾で収穫したもので、同社の親会社「Ballard Clams and Oysters」では年間6000~8000万個の二枚貝を収穫している。そんな同社で20年以上働いている人でも見つけた真珠は2~3個ほどだと言い、さらに食用の二枚貝は通常機械で処理されるため、その過程で真珠があったとしても失われてしまうことが多いそうだ。よって今回スコットさんが真珠を見つけたのは相当珍しいことだった。

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